キャプテンアメリカの偽物?ジョン・ウォーカー(USエージェント)徹底解説!闇落ちしてヴィランになってしまうのか?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アメコミを最大限楽しみたくて当サイトを立ち上げ。ライターさんの考察を読む毎日が最高。"アメコミラバーズアッセンブル"のサイトタイトル通り、アメコミファンみんなで読むだけじゃなく楽しく作れるサイトをコンセプトに運営中。

MCUドラマシリーズの新作として配信されている「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」

第1話の放送では、初登場のよくわからない男が【新キャプテンアメリカ】を名乗りだし困惑している方も多いのではないでしょうか?

実際にネット上では、「キャプテンアメリカの偽物が登場した」というコメントも見受けられたり

キャプテンアメリカ=スティーブロジャースの印象が強すぎて、いまだ受け入れられない方も多いと思います。

そこで本記事では、新キャプテンアメリカとして登場した「ジョン・ウォーカー」とは何者なのか?について紹介し、キャプテンアメリカやウィンター・ソルジャー、ファルコンとの関係性について解説しています。

また、原作コミックでのジョン・ウォーカーについても紹介し、ドラマとの違い、今後の展開などを予想してみたので、マーベルファンの方は、ぜひチェックしてみて下さい!

なお本記事には、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のネタバレも含まれますので、ご了承ください。

それでは早速、ジョン・ウォーカーの正体について解説していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

ファルコン&ウィンター・ソルジャーで初登場!ジョン・ウォーカーとは?

ジョン・ウォーカーとは、ファルコン&ウィンター・ソルジャーで「2代目キャプテンアメリカ」として登場した人物。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」において、ヒーローの座を下りたスティーブロジャースの代わりとして、アメリカ政府による新たに任命されました!

しかし任命された経緯が、あまりよろしくなくて、キャプテンアメリカから盾と共に後を託されたファルコンやウィンターソルジャーの思いを踏みにじるものでした。

エンドゲームのラストシーンで、キャプテンアメリカからファルコンへ、譲られることになった象徴ともいえる盾。

ファルコンは、盾を継承せず、博物館へ寄贈する事を決意したにも関わらず

アメリカ政府は、2人のヒーローを失った事で、再び混迷を極めた社会には、「新たなヒーロー」が必要という事で、博物館に寄贈された盾を、ジョン・ウォーカーへと継承させたのです。

ジョン・ウォーカーは、超人血清なしでキャプテンアメリカの盾を操っていたりと、2代目キャプテンアメリカに抜擢されただけあって、かなりのポテンシャルを持っている人物で、インタビューでもさわやかな印象を世間に与えていましたが・・・

ファルコンやウィンター・ソルジャーの前では、違った面を見せており、キャプテンアメリカという重い重責を背負ったこともあってか、特には逆上して市民に暴行を働いたりと、短気的な性格を垣間見せていました。

そういったこともあり、短気的なジョン・ウォーカーが盾を持つことに納得していないファルコンとウィンター・ソルジャーと確執が生まれ、3者で盾を巡る物語が展開されていくのですが・・・

さらに詳しい話は、原作と比較しつつ後半で紹介していきます!

 

ちなみに、ジョン・ウォーカー役/ワイアット・ラッセルの父は、マーベル作品「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」に出演していたエゴ役/カート・ラッセルということで、親子そろってMCU作品に出演という偉業をなしとげています!

(親子そろってMCUで重要な役で出演してるってすごすぎる!)

2代目キャプテンアメリカについて、ネット上では「こんなのはキャプテンアメリカじゃない」など、ジョン・ウォーカーの登場に物議を醸していますが、原作ではどんなキャラクターだったのか?

次は、原作でのジョン・ウォーカーについて紹介していきたいと思います。

 

原作アメコミのジョン・ウォーカー

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でのジョン・ウォーカーは、短期な性格で、市民に暴行を加えるなど、ヒーローらしからぬ行いから、キャプテンアメリカの名を受け継ぐに値する人物なのか、疑問に思った方も多いと思います。

原作でも、同じようにキャプテンアメリカの名を汚すような存在なのか?

それとも、今後の展開次第では、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも、ヒーローらしくなっていくのか?

原作から、ジョン・ウォーカーの素顔を探ってみましょう!

 

初期の頃のジョン・ウォーカー

ドラマシリーズではスティーブロジャースと顔を合わせることはなかったジョンウォーカーですが、原作では同じ時代に登場し、ひともんちゃくありつつも、正式にキャプテンアメリカの名を引き継いでいたりします。

原作初期の頃のジョン・ウォーカーは、軍人であった兄に憧れて自分も軍人になる道を歩も、兄のようなヒーローにはなれないと悟り、軍を名誉除隊

除隊後、プロレスラーになるべく、望む人々に特殊能力を与える「パワーブローカー」の元で、超人的なスタミナや反射神経を手に入れました。

しかし、当時のマネージャーであるイーサン・サームに説得され、プロレスラーではなく、キャプテンアメリカに代わる新たなヒーロー「スーパー・パトリオット」としてデビュー!

新たなヒーロー「スーパーパトリオット」としてデビューしたジョン・ウォーカーは、キャプテンアメリカを引きずり下そうと、「キャプテンアメリカは時代遅れだ!」などと批判して、支持を集めていきます!

そこで、ひともんちゃく対立はするのですが・・・

初代キャプテンアメリカが、あまりにも政治的な要求を繰り返すC.S.Aに不満を持ち、キャプテンアメリカの装備と名前を政府に返上したことをきっかけに、2代目をジョン・ウォーカーが引き受ける事となります。

 

USエージェントになったジョン・ウォーカー

キャプテンアメリカの名を受け継ぎ、いくつかのミッションをこなしていたジョン・ウォーカーでしたが、

ヴィランと化したかつての仲間が、ウォーカーの正体の暴露したことにより。両親が殺害されたりと、精神的に追い詰められていました。

そんな中、レッドスカルの陰謀で、元キャプテンアメリカのスティーブと戦う事に・・・

ウォーカーはスティーブとの戦いに敗北するも、レッドスカルの罠に嵌められていた事に気がつき、

2人は共闘!共にレッドスカルを撃退しました。

レッドスカル撃退に協力したジョン・ウォーカーは、その後、キャプテンアメリカの名前と盾を、スティーブへ返上する事を決意。

代わりに、当時スティーブが名乗っていた「ザ・キャプテン」の名前と盾を受け継ぎ、「USエージェント」として活動を開始します!

(原作では、初代キャプテンアメリカの影といった活躍ですね!)

 

ジョン・ウォーカーのその後

そして、USエージェントとして活動していたジョン・ウォーカーは、本家アベンジャーズからの派生で誕生した西海岸を守るチーム「ウエストコースト・アベンジャーズ」に、お目付け役として、政府・C.S.Aからの依頼で参加する事になります。

ちなみに、ウエストコースト・アベンジャーズ加入時には、パワーブローカーに捕らえられたバトルスター(ドラマに登場していた相棒レマー)を救出!

レマーのおかげで失っていた両親の死の記憶を取り戻すという、ドラマでの関係性を思わせるエピソードも存在します。

その後、ウエストコースト・アベンジャーズの解散により、アベンジャーズと決別しようとしていたジョン・ウォーカーですが、スカーレットウィッチの説得により、アイアンマン率いる「フォース・ワークス」に加入。

他にも、行動不能となっていたキャプテン・アメリカの代わりに、「マイティ・アベンジャーズ」に参加していたり、

ヴィランで結成されたヒーローチーム「サンダーボルツ」にも所属していたりしました。

(マーベルコミック特有のいろいろなチームに入ってわけがわからなくなるやつですが・・・何かと主要チームに参加する有名ヒーローといった感じす)

このように、ドラマのように

ファルコン経由でキャプテンの名を継いでいるのではなかったり
最初から超人的な能力を手に入れていたり
初代キャプテンアメリカと対峙し、対立していたり

と若干、設定や展開が異なりますが・・・

 

原作とドラマの比較とジョン・ウォーカー(USエージェント)の今後を予想してみる

原作の物語からドラマの未来につながる部分も多いので、あくまで妄想の領域ではありますが、原作とドラマを比較しつつ今後の展開を予想してみました。

まずは、原作とドラマの違いから整理してみましょう!

 

原作とドラマの違い

決定的な違いは2つあります!

ひとつがスーパーパワーを得た経緯と、もうひとつが、キャプテンアメリカを返上した経緯

(この2つは、今後の物語に大きな影響を与えるような気がしている)

1.スーパーパワーを得た方法が違う

原作では、先ほども紹介した通り、パワーブローカーによって、超人的な力を身につけていましたが、ドラマでは、第4話で超人血清を打ってスーパーパワーを手に入れることに・・・

ちなみに、原作では、人間の最高レベルであるキャプテンアメリカ(スティーブ)より身体能力は高いとされていますが、経験や頭脳の面で、遅れを取っているという設定。

2.キャプテンアメリカの返上方法

原作コミックでは、一時は対立していたキャプテンアメリカでしたが、最後は共闘し、納得する形で、名前と盾を返上していました。

しかし、ドラマでは、相棒の死で暴走した代償として実質、失脚した形になっています。

(いいように使い捨てされたと本人は認識していそうなので・・・闇落ちはあるかも。)

 

ジョン・ウォーカーが闇落ち?今後の展開を予想してみた

失脚した事で、意気消沈しているジョン・ウォーカーの元に、怪しげな女性ヴァルが現れたことから、このままでは、闇落ちしてしまう可能性も出てきました。

ヴァルは、ニック・フューリーのように、ジョン・ウォーカーをスカウトしていて、独自のチームを作ろうとしている可能性があります。

というのも、このヴァル原作ではコンテッサと言う人物として登場!

第5話に登場した際、本名を名乗った後に、邦訳では「正式には“伯爵夫人”も付くんだけど」と行っているのですが英語では「Actually, it’s Contessa(コンテッサ) Valentina Allegra de Frontaine.」と言っているので、ほぼ間違いないかと。

そして、ドラマのラストでは、ヴァルがジョン・ウォーカーの事を「USエージェント」と呼び、ジョンは「復活だ」と歓喜していましたことから

今後、タッグを組むかチームになっていく展開が予想されます。

ウォーカーの性格を考えると悪の組織に加わる事に喜びはしないと思うので、何かしらの政府組織に加わるような気がしなくもないのですが

原作のヴァルはヒドラのスパイとして活動して“マダム・ヒドラ”を名乗っていたこともあったり、名詞だけを渡して立ち去る姿がニックフューリーを彷彿とさせることもあり

もしかすると、マーベル原作では有名なヴィランチーム「サンダーボルツ」の結成へと話が流れていくかもしれません。

どちらにせよ、ジョン・ウォーカーは、今後のMCUシリーズで、しばらく登場するキャラになることは間違いないので

チームとして結成される可能性が高いサンダーボルツについても予習しておきましょう!

 

サンダーボルツとは?

先ほどから、何度か登場している「サンダーボルツ」ですが、今後の展開的に重要な組織になるかもしれないので、ここで軽く紹介しておきます!

サンダーボルツとは、サンダーボルトロス将軍が率いる部隊で、主要メンバーは、主にヴィランで形成!

原作では、途中で「ダーク・アベンジャーズ」という名前に改題されました。

メンバーがヴィランという事で悪と思われがちですが、原作では単なる悪の組織というわけではなく、コンセプトとしては、「改心したヴィランが葛藤しながらヒーローとして活躍する」という事になっています。

原作でサンダーボルツを結成する、サンダーボルトロス将軍については、映画「ブラックウィドウ」で登場するが決まっており、さらに先のドラマシリーズ「シーハルク」にも関与するのでは?と言われているので、いくつかの物語を経て、サンダーボルツが秘密裏に結成されていく可能性は十分考えられます。

ちなみに、ここからはまたまた妄想ではありますが、サンダーボルツに関与するであろうと思われる自分物もすでに登場していたりします。

以下、考えられるサンダーボルツのメンバーの考察

・レッドハルク

レッドハルクとはサンダーボルトロス将軍が、ハルク化したキャラクター。

早ければ映画「ブラックウィドウ」でその片鱗が見られ、ドラマシリーズ「シーハルク」に正式登場する展開になるかもしれません。

・2代目ブラックウィドウ

原作コミックでは、ブラックウィドウもサンダーボルツのメンバーです。

また、2021年11月に公開予定の映画「ブラックウィドウ」では、2代目ブラックウィドウのエレーナ・ベロアにバトンが移るという事も示唆されており、先ほど紹介したサンダーボルトロス将軍の登場も確認出来ている事から、可能性としてはあり得るでしょう。

・ゴースト

映画「アントマン&ワスプ」で登場したゴースト(エイヴァ・スター)も、原作ではサンダーボルツのメンバー。

映画のラストでは、ヴィランとなったゴーストを助ける為に、アントマンが量子世界へ向かったまま、うやむやになっています。

アントマンの続編に出演するとのうわさもあり、完全な悪役とは言い切れないキャラクターだったので、今後ヴィランチームで活躍する可能性は十分あり得るでしょう。

・デッドプール

2016年に1作目、2018年に2作目が上映された「デッドプール」も原作では、サンダーボルツのメンバーです。

上記の2作は、X-MENシリーズだったのですが、2021年11月から制作開始の「デッドプール3(仮名)」からMCU入りする事が発表されました。

このことにより、デッドプールのサンダーボルツ加入の線も濃厚と言えるのではないでしょうか?

(MCUシリーズでデップーが活躍する姿は今のところ想像しにくいけど・・・)

・ヴェノム

スパイダーマンの宿敵ヴェノムも原作ではサンダーボルツのメンバー。

ですが、今のところヴェノムがMCUに統合するという事は発表されていないので、可能性は低いかもしれません。

しかし、制作を担っているソニーは、MCUの「スパイダーマン:ホームカミング」と世界観を共有した作品としている事から、今後のスパイダーマンの展開次第ではあり得るでしょう。

などなど、上記のような豪華メンバーでチームを組んだ作品が登場すれば、盛り上がる事間違いなしですよね。

そして、サンダーボルツ結成のきっかけになるのが、ヴァルであり、ジョン・ウォーカーなのかもしれません。

ジョン・ウォーカーは果たしてヴィランとなってしまうのか?

全ての答えは今後のディズニー+ドラマシリーズで明らかにされていくことでしょう・・・

(ディズニーさん商売上手すぎてワロタ)

一生ついていくけど!笑

ディズニー+では、MCUのドラマシリーズや、映画を限定配信しているので、マーベルファンの方は、ぜひ登録して最新作を楽しみましょう。

では!

スポンサーリンク
この記事を書いている人 - WRITER -
アメコミを最大限楽しみたくて当サイトを立ち上げ。ライターさんの考察を読む毎日が最高。"アメコミラバーズアッセンブル"のサイトタイトル通り、アメコミファンみんなで読むだけじゃなく楽しく作れるサイトをコンセプトに運営中。

Copyright© あっせん部る , 2021 All Rights Reserved.