【まとめ】キャプテンアメリカとペギーカーターの歴史を振り返る!強きヒロインの物語
キャプテンアメリカを語る上では欠かせない女性、ペギー・カーター。
S.H.I.E.L.Dの創設者でもあり、キャプテンアメリカの最愛の女性。
2019年に公開した「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストシーンでは、二人の結末に感動したファンの方も多かったのではないでしょうか?
そこで今回はキャプテンアメリカとペギー・カーターが登場する映画を中心に、
- 二人がどんな時間を歩んできたのか?
- 叶わなかった約束とは?
など、二人を歴史を振り返りながらお届けしたいと思います!
キャプテンアメリカシリーズをまとめた記事にもなっていますし、ロジャースとペギーを振り返る情報を集めているので、楽しんで読んでみてください!
まずは、二人の物語がわかる作品紹介からいってみましょう!
~もくじ~
キャプテンアメリカとペギーカーターの物語がわかる映画
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キャプテンアメリカとペギーの物語は以下の4作品で知ることができます。
- キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャー
- キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー
- アベンジャーズ/エイジオブウルトロン
- シビルウォー/キャプテンアメリカ
「キャプテンアメリカ」シリーズはもちろんのこと、「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」でも二人の物語を観ることができます。
最初の出会いから、二人はどのように心を通わせていったのでしょうか・・・?
長官ペギーと兵士ロジャース
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二人が最初に出会ったときは、上官と兵士という関係でした。
第二次世界大戦中、スティーブ・ロジャースは小柄な体格と病弱な体質のため、アメリカの入隊試験に5回も落選。
しかしその後、偶然出会ったエイブラハム博士に見出され、「スーパーソルジャー計画」の被験者候補となります。
アメリカ中から集められた被験者候補者たち。
その候補者たちの上官を務めていたのが、ペギーだったのです。
こうして出会った二人は長官と兵士として接していく中で惹かれ合い、お互いを意識するようになっていきます。
スーパーソルジャー計画後はパートナーに
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「スーパーソルジャー計画」の後、二人は徐々に距離を縮めパートナーとなっていきました。
実験は成功し、ロジャースは超人兵士となったものの「スーパーソルジャー計画」は中止となってしまいます。
その後ロジャースは戦場に出ることはなく、国民の戦意高揚のためのマスコットとして従事する事に。
そんな自分の存在に疑問を抱いていた時、ロジャースのもとを訪れ「他の道もある」と背中を押したのがペギーでした。
ペギーはずっと、ロジャースの可能性を信じていたんですね。
その言葉を受けたロジャースはペギーとハワード・スタークの協力によって、敵の捕虜となった親友・バッキ―達の救出に成功します。
功績を上げたロジャースは部隊を結成。
国中から注目を集めるヒーローとなり、ペギーともチームとして行動するようになっていくのです。
お互い惹かれ合いながらも、なかなか踏み切れない二人の姿は微笑ましく、同時に見ていてもどかしい!と感じることもありました。
(そう思ったのは、きっと私だけじゃないですよね?笑)
ペギーのように勇ましく、かっこいい女性もやはり男性からのお誘いを待っているんですよ!きっと。
チームとして敵に立ち向かい、成功や挫折の中で支え合っていた二人。
ついにダンスのデートの約束を交わしますが、二人を待ち受けていたのは悲しい結末でした。
叶わなかったダンスの約束
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やっと交わしたダンスの約束。しかし、それは叶わないものとなってしまいます。
敵の爆撃機ワルキューレに乗り込み、勝利を収めたロジャース。
しかしワルキューレは操作不能となってしまい、攻撃のためニューヨークへ向かい続けます。
ワルキューレを北極に不時着させることにしたロジャースは無線でペギーに「ダンスは延期してくれ」と語りかけるのです。
すれ違いや誤解でこれまで一度もデートをすることがなかった二人が、初めて交わしたダンスの約束でした。
きっとペギーは嬉しく思いながらも、不安な気持ちでいっぱいだったのではないでしょうか?
「来週の土曜日よ、遅れないで必ず来て」と話しかけるペギーは、「お願いだから無事に帰ってきて」と願っているようにも見えました。
しかし、会話の途中で無線は途切れてしまうことに・・・。
意識を失っていたロジャースが目覚めたのはなんと70年後のニューヨーク。
ダンスの約束は、叶わぬものとなってしまいました。
目を覚ますことができたのに、70年も月日が流れてしまっていたなんて辛すぎますよね。
せめてもう少し早く目覚めていたら・・・と悔しい気持ちになってしまいました。
すれ違っていた二人がせっかくデートの約束を果たしたのに、これも運命のいたずらなのでしょうか?
しかし、運命が用意していたのは、これだけではなかったのです。
ウィンターソルジャーでは姪っ子がパートナーに
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「キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー」では、なんとペギーの姪であるシャロンと共に闘うことになります。
S.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動していたロジャースは70年前と現代との違いに悩んでいました。
その悩みを唯一話せるのがペギーでしたが、90歳を超えた彼女は認知症を患っていたのです。
再会を果たしていながらも、認知症のペギーはふとした瞬間にロジャースが戻ってきたことを忘れてしまいます。
それでもロジャースはたった今再会を果たしたように彼女に語りかけるのですが、この時のロジャースの切ない表情、いつ見ても辛いです・・・!
そんな中、ロジャースはアパートの隣人である看護師のケイトと知り合います。
しかし、彼女はフューリーの指示でロジャースを護衛しているS.H.I.E.L.Dのエージェントだったのです。
フューリー亡き後、指名手配となりS.H.I.E.L.Dに追われるロジャースでしたが、彼女は断固としてロジャースを信じる姿勢を貫きます。
本作では明かされませんでしたが、実は彼女はペギーの姪、シャロン・カーターでした。
ロジャースは自分の思いもよらないところで、ペギーの信念を受け継ぐ人と共に闘っていたのですね。
自分の運命に翻弄されているロジャースですが、それでもペギーと繋がることになっていたのだ、と思うと胸が熱くなります。
現代で懸命に生きているロジャースですが、やはりペギーはなくてはならない存在なのですよね。
「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」では、そんなロジャースの思いが痛いほど伝わってきます。
ペギーへの思いの深さが伝わる印象的なシーン
「アベンジャーズ/エイジオブウルトロン」ではワンダの能力により、アベンジャーズのヒーローたちが幻覚に襲われます。
ロジャースは見させられた夢はなんと終戦後のパーティー。
かつての仲間たちの中に、若く美しいペギーがいました。
「戦争は終わったの、家に帰れるのよ」とペギーが言った瞬間、周りの皆は消えてしまい、ロジャースは会場にただ一人となってしまいます。
ワンダがアベンジャーズに見せていた夢は、それぞれ抱えている恐怖や、過去への後悔でした。
ロジャースは70年後の現代を生きながらも、やはりペギーを忘れられずにいたんですね。
とても辛く悲しい夢です。
かつて同じ時代を生きた最愛の人、そして仲間たちが年老いて死んでいく中で、自分だけは若いまま取り残されていく孤独や恐怖は計り知れません。
初めて交わしたダンスの約束を、今もずっと抱えながら生きているロジャース。
ペギーへの思いの深さが伝わってくる切ないシーンです。
そして、ついに二人に永遠の別れが訪れます・・・
ロジャースとペギーの別れ
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「キャプテンアメリカ/シビルウォー」で訪れた、ロジャースとペギーの永遠の別れ。
アベンジャーズが仲間割れの危機となっている中、ペギーの訃報を知ったロジャースはロンドンで行われた葬儀にかけつけます。
ダンスの約束をしたあの日から、70年の月日が経ちながらも生きていたペギー。
ロジャースはそんな彼女と再会できたことは幸運だったと語っていました。
互いに想いあいながらも、一緒の時代を生きていくことが叶わなかった二人。
ロジャースを失った後、ペギーはどんな人生を送ってきたのでしょうか?
そんなペギーの物語はドラマ「エージェント・カーター」で知ることができます!
キャプテンアメリカと別れてからの物語はドラマエージェントカーターで
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ドラマ「エージェント・カーター」はペギーの物語。
第二次世界大戦後のアメリカが舞台です。
社会は男尊女卑の考えがまだ強く、ペギーはお茶汲みなどの雑用しか与えらずにいます。
そんな男性社会の中でも女性らしさを失わず、実力を認めてもらうために奮闘するペギーの姿を見ていると応援せずにはいられません!
クラシカルなファッションや強さ、賢さを持ち合わせた「一人の女性が活躍する物語」としても見どころ満載です。
きっと現代を生きる女性も共感できるのではないでしょうか?
マーベルファンにお馴染み、アイアンマン・トニーの父であるハワード・スタークや、後にアイアンマンの人工知能・ジャービスの名前の由来となるハワードの執事・ジャービスも登場する本作。
これまでのMCU作品とのクロスオーバーもあり、女性も男性も楽しめる作品になっています!
そして、物語はエンドゲームへ・・・
エンドゲームネタバレ:ついに結ばれる2人
「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのラストシーン。
二人はついに約束を果たすことに。
サノスとの決闘を終えたロジャースは、インフィニティストーンを戻すため過去にタイムトラベルします。
しかし、ハルク/ブルース・バナーが呼び戻してもロジャースの姿は現れません。
そんな中、湖のほとりに目を向けると一人の老人が座っていました。
この老人こそが、ロジャースだったのです。
「自分の人生を生きるのもいいかなと思ったんだ」
そう語るロジャースの薬指には指輪が光っていました。
過去に戻ったロジャースは、ペギーと結婚する道を選んだのです。
結婚生活について尋ねられると「それは言わないでおこう」とロジャースは微笑みました。
この結末に、感動したファンの方も多かったのではないでしょうか?
シーンの最後には、とある一軒家でロジャースとペギーがダンスをしている場面が映し出されます。
初めて交わしたダンスの約束は、ついに叶ったのです。
やっと・・・!二人が幸せになれる道へと進めたんですね!
こんなに素敵な結末が待っていたなんて、感動!
ダンスをしている二人の表情が素敵で観ているこちらまで幸せでいっぱいになりましたよね。
以上が、キャプテンアメリカ/スティーブとカーターの物語の一部始終です。
長くなってしまいましたが、そろそろまとめに入りたいと思います!
まとめ
キャプテンアメリカの最愛の人、ペギー。
二人の物語は
- キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャー
- キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー
- アベンジャーズ/エイジオブウルトロン
- シビルウォー/キャプテンアメリカ
で知ることができます。
上官と兵士として出会い、徐々に惹かれ合う二人。
「スーパーソルジャー計画」後はパートナーとして、敵に立ち向かいますが、やっと交わされたダンスの約束は叶いませんでした。
氷漬けになっていたことにより、70年後に目覚めたロジャース。
ペギーの姪であるシャロンと共に闘うこともありましたが、やはりペギーの事が忘れらずにいます。
再会を果たしながらも、90歳を超えたペギーは認知症を患っていました。
そして訪れた永遠の別れ。
ロジャースが消息を経ってからのペギーの物語は「エージェント・カーター」で知ることができます。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」では過去にタイムトラベルしたロジャースがペギーと結婚。
ついにダンスの約束を果たしたのでした。
沢山のものを犠牲にしながらも、ペギーだけは諦められなかったロジャース。
是非もう一度作品を観ながら、二人の物語を楽しんでみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!