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スパイダー・ノワールはどこで見られる?ニコラス・ケイジ主演ドラマの配信・話数・キャストとスパイダーバースとの関係
ドラマ『スパイダー・ノワール』は、Amazon の Prime Video で全8話が見放題になっていて、プライム会員なら追加の料金なしで見られます。日本では2026年5月27日から、全8話がいっぺんに配信されました。
このドラマには、同じ物語を2通りの見え方で楽しめる、ちょっと変わった仕掛けがあります。しかもその仕掛けは、主演のニコラス・ケイジ本人が言い出したものです。
また、ケイジは映画『スパイダーマン:スパイダーバース』でもスパイダーマン・ノワールの声を当てていましたが、今回の主人公は名前からして別の人物です。コミックのファンなら「えっ、あの男?」となる名前なので、そこも本文で紹介します。そして、たった1シーズンで終わったこのドラマは、ある大きな賞で記録を残しました。
この記事では、次のことを紹介します。
- スパイダー・ノワールはどこで見られる?
- モノクロ版とカラー版の違い
- あらすじとキャスト
- 『スパイダーバース』のノワールと同じ人物?
- MCUやソニーのスパイダーマン映画とのつながり
- 原作コミック『Spider-Man: Noir』
- シーズン2はある?
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~もくじ~
スパイダー・ノワールはどこで見られる?
- 原題
- Spider-Noir
- 配信開始
- 2026年5月27日(全8話を一挙配信)
- 見られる所
- Prime Video(プライム会員は見放題)
- 話数
- シーズン1・全8話
- 見え方
- モノクロ版とカラー版から選べる
- 主演
- ニコラス・ケイジ(ベン・ライリー/スパイダー)
- 吹き替え
- 大塚明夫(ベン・ライリー役)
- 製作
- ソニー・ピクチャーズ テレビジョン
日本では、『スパイダー・ノワール』は Prime Video の独占配信です。日本では2026年5月27日(水)から、シーズン1の全8話がまとめて見られるようになりました。毎週1話ずつ待つ必要はなく、その日のうちに最後まで見ることもできます。
配信は日本だけでなく、240以上の国と地域で行われています。アメリカでは MGM+ のテレビの放送が先に始まり、そのあと Prime Video で世界に配信されました。日本では Prime Video だけで、ほかの配信サービスでは見られません。
日本語の吹き替えもあり、ケイジ演じるベン・ライリーの声は、ケイジの吹き替えでおなじみの大塚明夫さんです。字幕で見るか吹き替えで見るかも選べます。
ほかのマーベル作品がどこで見られるかは、アメコミ映画・ドラマが見られる配信サービスの比べにまとめています。
モノクロ版とカラー版の違い
このドラマの一番の特ちょうは、同じ8話を「モノクロ版」と「カラー版」の好きな方で見られることです。中身の物語は同じで、映像の色だけが違います。
モノクロ版は、白と黒の濃い影で1930年代の古い探偵映画(フィルム・ノワール)の雰囲気をそのまま出した見え方です。カラー版は、当時のニューヨークの街や衣装の色まで見える、リアルな見え方になっています。
この2つの見え方を用意しようと言い出したのは、主演のニコラス・ケイジです。ケイジ自身は「モノクロ版がいちばんの見方だ」と考えつつ、若い人たちにも見てもらえるように、カラー版も作ることにしたそうです。
どちらにするか迷ったら、まずはモノクロ版で1話を見てみるのがおすすめです。『スパイダーバース』で白黒の世界から来たノワールを知っている人なら、「あの世界が実写になった」と感じられるはずです。
あらすじとキャスト
1930年代のニューヨークが舞台のあらすじ
舞台は1930年代のニューヨーク。かつて「スパイダー」と呼ばれた若いヒーローだったベン・ライリーは、心に深い傷を残すある悲しい出来事をきっかけに、ヒーローとしての生き方に背を向けました。
今のベンは、運に見放された中年の私立探偵です。ところが、常識では考えられない大きな事件と、ある特別な女性との出会いによって、ベンはもう一度、街でただ1人のヒーローとして立ち上がることになります。
ギャングが街を仕切り、ナイトクラブに歌手が立つ、古い探偵映画のような世界の中に、スパイダーマンの物語が入っているドラマです。1話と2話の監督は、『フリーバッグ』で知られるハリー・ブラッドビアが務めています。
『スパイダー・ノワール』 OFFICIAL本予告|プライムビデオ
キャストと役
主なキャストと役は次のとおりです。コミックでおなじみの名前が、1930年代の人物として何人も出てきます。
| 役 | 演じる人 |
|---|---|
| ベン・ライリー(スパイダー) | ニコラス・ケイジ |
| ジョー・"ロビー"・ロバートソン(記者) | ラモーン・モリス |
| キャット・ハーディ(ナイトクラブの歌手) | リー・ジュン・リー |
| ジャネット・ルイス(ベンの秘書) | カレン・ロドリゲス |
| ロニー・リンカーン(トゥームストーン) | エイブラハム・ポプーラ |
| フリント・マルコ(サンドマン) | ジャック・ヒューストン |
| フィン・"シルバーメイン"・バーン | ブレンダン・グリーソン |
トゥームストーン、サンドマン、シルバーメインは、どれもコミックでスパイダーマンと戦ってきた悪役の名前です。キャット・ハーディという名前に、コミックのブラックキャット(フェリシア・ハーディ)を思い出す人もいるでしょう。
『スパイダーバース』のノワールと同じ人物?
ニコラス・ケイジは、2018年のアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(日本では2019年公開)で、白黒の世界から来た「スパイダーマン・ノワール」の声を当てていました。日本語の吹き替えも、今回と同じ大塚明夫さんです。
ただ、映画のノワールの正体はピーター・パーカーでしたが、ドラマの主人公はベン・ライリーという別の名前の男です。ベン・ライリーは、コミックではピーター・パーカーのクローン(同じ体を持つもう1人の人間)として知られ、スカーレット・スパイダーとして活躍したこともある人物です。
ドラマを作ったオーレン・ウジエルは、イギリスの映画雑誌『Empire』に「同じキャラクターで、別の世界。声はニックのままだけど、そのキャラクターの別の味わいなんだ」「『スパイダーバース』の続きではない」と話しています。映画の続きや前の話ではなく、ケイジが演じる新しいノワールとして見るのがよさそうです。
『スパイダーバース』に出てくるほかのスパイダーマンたちのことは、スパイダーバースとレオパルドンの記事で紹介しています。
MCUやソニーのスパイダーマン映画とのつながり
『スパイダー・ノワール』を作ったのは、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンです。マーベル・スタジオが作るMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品ではないので、MCUのスパイダーマンやアベンジャーズの話を知らなくても、まったく問題なく楽しめます。
製作総指揮には、『スパイダーバース』を作ったフィル・ロードとクリストファー・ミラー、ソニーのスパイダーマン映画を手がけてきたエイミー・パスカルが入っています。ドラマを率いたのは、オーレン・ウジエルとスティーヴン・ライトフットの2人です。
スタッフは『スパイダーバース』と同じ顔ぶれですが、先ほどのウジエルの言葉どおり、物語は映画の続きではありません。1930年代のニューヨークを舞台にした、このドラマだけの世界の話です。
原作コミック『Spider-Man: Noir』
原作は、2009年にマーベルから出た4号のミニシリーズ『Spider-Man: Noir』です。作はデヴィッド・ハインとファブリス・サポルスキー、絵はカーマイン・ディ・ジャンドメニコが描きました。
舞台は大恐慌のころのニューヨーク。主人公は若いピーター・パーカーで、古い品の取り引きを追ううちに、クモの神をかたどった像の中にいた毒グモにかまれ、クモの力を手に入れます。街を裏で仕切るのは、「ゴブリン」と呼ばれるノーマン・オズボーンです。
原作のピーターは、帽子とコート、ゴーグルの姿で、銃も使う荒っぽいヒーローです。この黒ずくめの姿が、『スパイダーバース』のノワールにも、今回のドラマのスパイダーにも受けつがれています。原作の主人公はピーター、ドラマはベンと、中の人は違いますが、時代と空気はそのままです。
シーズン2はある?
残念ながら、シーズン2は作られないことになりました。2026年9月、Prime Video は『スパイダー・ノワール』を続けないことを決め、ドラマはシーズン1の全8話で終わりです。
それでも、このドラマの評判は高く、アメリカのテレビの賞・エミー賞では、2026年の Prime Video のドラマで一番多い11部門の候補に選ばれました。そして、続けないと決まったわずか2日後、撮影・映像効果・タイトルの映像・音の編集・スタントの5部門で賞を取りました。アメリカの業界紙 Variety によると、1シーズンで終わったドラマとしては一番多いエミー賞の数だそうです。
ウジエルは、もし続きがあったなら、舞台をロサンゼルスかヨーロッパに移し、第二次世界大戦へ向かう時代の話にしたかったと話しています。続きが見られないのは惜しいですが、そのぶん全8話で物語がきちんと終わるので、安心して一気に見られます。
まとめ
ドラマ『スパイダー・ノワール』は、Prime Video でシーズン1の全8話が見放題になっていて、プライム会員なら追加の料金なしで見られます。
- 日本では2026年5月27日から、全8話がいっぺんに配信された
- 同じ物語を、モノクロ版とカラー版の好きな方で見られる(ケイジの提案)
- 主人公は、1930年代のニューヨークの私立探偵ベン・ライリー
- 『スパイダーバース』のノワール(ピーター・パーカー)とは別の人物で、映画の続きではない
- 原作は2009年のコミック『Spider-Man: Noir』
- シーズン2は作られないが、エミー賞を5部門で取った
白黒の画面にニコラス・ケイジのスパイダーがいるだけで、もう見たくなりますよね。まだの人は、ぜひモノクロ版から見てみてください。
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