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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイの結末は?ネタバレあらすじとおまけ映像、悪役の正体とドゥームズデイへのつながりを考察

※この記事は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の結末まで、すべてネタバレしています。まだ見ていない方はご注意ください。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の結末は、命がけで「悪役」を救ったピーターが、もう一人で全部を背負わないと決め、自分のことを忘れたままの親友ネッドにもう一度名乗るところで終わります。

ただ、このラストの場面には、ネッドの記憶について、ある小さな「しるし」が隠れています。監督と出演者の受け止め方も、少しずつ違うんです。

さらに、エンドクレジットの後のおまけ映像では、スパイダーマンの居場所を示す印が、思いもよらない場所で見つかります。そして、題名の元になった2008年の原作コミックとくらべると、ピーターのそばにいる、ある大切な人の運命が正反対になっています。

この記事では、次のことを紹介します。

  • 結末までのあらすじ(ネタバレ)
  • 悪役の正体と、登場人物・キャスト
  • おまけ映像(ポストクレジット)の中身
  • 原作コミック『ブランド・ニュー・デイ』との違い
  • 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『シークレット・ウォーズ』へのつながりの考察
  • 家で見られる日と見られる所

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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』とは

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、トム・ホランドがピーター・パーカーを演じるスパイダーマンの単独映画の4作目です。前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)の続きにあたります。

  • 公開日:2026年7月31日(金)日米同時公開
  • 監督:デスティン・ダニエル・クレットン(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の監督)
  • 上映時間:145分
  • 日本版の主題歌:Mrs. GREEN APPLE「Brand New」

日本では、公開から59日間で興行収入が58億円をこえ、トム・ホランドのスパイダーマンの中でいちばんの成績になりました(2026年9月28日時点)。世界でも、スパイダーマンの映画の中で歴代1位のヒットになっています。

ネタバレあらすじ(結末まで)

4年後のひとりぼっちのピーター

『ノー・ウェイ・ホーム』のラストで、ドクター・ストレンジの魔術によって、世界中の人がピーター・パーカーのことを忘れました。物語はそれから4年後。ピーターはひとりで暮らしながら、スパイダーマンとしてニューヨークを守っています。

恋人だったMJや親友のネッドとは距離を置いたまま。ときどきメイおばさんのお墓を訪ねる毎日です。

そんな中、ダメージ・コントロール局(ヒーローの戦いの後始末をする国の組織。以下「ダメージ・コントロール」)の施設が次々に襲われます。犯人は、人の体から体へと乗り移って操る、正体のわからない人物。施設の中で「V-Max」という言葉を探しているようです。ところが、この人物はピーターの心にだけは入りこめませんでした。

体の異変とブルース・バナー

大学を終えたMJとネッドがニューヨークに戻ってきます。ピーターは、MJが新しい恋人とキスするところを見てしまいます。

その夜、ピーターの体に異変が起きます。感覚がいっそう鋭くなり、手首から直接糸が出るようになったんです(この「体から出る糸」については、スパイダーマンの糸はどこから出る?の記事でくわしく書いています)。

力を抑えきれなくなったピーターは、戦いの中でスコーピオン(マック・ガーガン)を必要以上に痛めつけ、警察官にもけがをさせてしまいます。刑事のデウルフに「力をコントロールしなさい」と言われたピーターが頼ったのが、ブルース・バナー(ハルク)でした。バナーは、ハルクを抑える薬のような仕組みを持っていて、ピーターも自分用の物を作ります。

人の心に入りこむ悪役の正体

乗り移る人物は、ついにピーターの部屋を見つけます。そこでピーターが書いたまま出せずにいた、MJにもう一度名乗るための手紙を読み、今度はMJに乗り移ってMJを危ない目にあわせます。

ピーターはMJを救い、相手の正体をつきとめます。それは、人の心を読んで操る力を持った10代の少女、ジーン・グレイでした。演じるのは、ドラマ『ストレンジャー・シングス』で知られるセイディー・シンクです。

ジーンはダメージ・コントロールの本部を襲い、バナーに乗り移ってハルクを暴れさせます。ピーターはハルクを落ち着かせ、MJと一緒に仕上げた装置でジーンの力を抑えますが、気を失う前にジーンは「サラ」という名前をつぶやきます。

その後、ブラック・ウィドウのエレーナが調べたところ、サラはジーンの姉で、同じく心を操る力を持っていたためにダメージ・コントロールにさらわれていたことがわかります。局長のビル・メッツガーは、そのことをかくしてうそをついていたんです。

この間に、ピーターはMJに本当のことを打ち明けますが、MJは思い出しません。それでもMJは、マスクをかぶったままのピーターを、ネッドと3人で過ごす時間にさそってくれます。

ルーズベルト島での最後の戦い

ピーターは、ジーンを助けるため、ルーズベルト島にあるダメージ・コントロールの施設にしのびこみます。そこではメッツガーが、ジーンの力を使うための実験をしていました。

ジーンは、自分の部屋の通気口に「V-Max」の文字を見つけます。それは、亡くなった姉のサラが最後に見て伝えようとしていた物でした。怒ったジーンの力は大きくなり、ピーター以外のまわりの人たち(MJとネッドも)を動けなくしてしまいます。

ピーターは力を抑える装置を外し、自分の新しい力を受け入れて戦います。そしてメッツガーを殺そうとするジーンを止め、自分の心の中にジーンを招き入れます。ジーンがそこで見たのは、メイおばさんがピーターに「どんなあなたでも愛している」と伝える思い出でした。大切な人を失った2人は、ここで分かり合います。

ところがその時、離れた場所からパニッシャー(フランク・キャッスル)がジーンをねらって銃をうちます。ピーターはジーンをかばって撃たれ、大けがをしてしまいました。

結末:ネッドとのラストの場面は何を意味する?

病院で目を覚ましたピーターのそばには、キャッスルがいました。キャッスルは、ジーンが自分の力でピーターの命をつないでいたことを伝えます。

その後、ジーンはバスで街を出ていき、メッツガーは姿を消し、ダメージ・コントロールは調べを受けることになります。

メイおばさんのお墓の前で、ピーターは「何でも一人で抱えこむのはやめよう」と決めます。けがが治るまでは、強盗の事件もデウルフ刑事にまかせます。

そしてラスト。ピーターはネッドに会い、自分の名前を名乗ります。握手をしたその時、ネッドは何も考えずに、2人だけの「秘密の握手」をしてしまうんです。冒頭でお話しした「しるし」が、この握手です。

これは、ストレンジの魔術が解けかけているしるしなのか。それとも、体が覚えていただけなのか。映画ははっきり答えを出していません。

海外の報道によると、クレットン監督は「あいまいさで観客を苦しめたいわけではない」「ちょうどいいくらいの、はっきりとした喜びの気持ちが残る」と話しています。一方で、ネッドを演じたジェイコブ・バタロンは「体が覚えていただけかもしれない」「受け取り方はそれぞれ」と、あえて答えを出しませんでした。

この記事の考察としては、どちらであっても「ピーターがもう一度、人とつながろうと自分から一歩をふみ出した」ことがこのラストの一番大事な所だと思います。ネッドが本当に思い出したのかは、次の作品で描かれるのかもしれません。

登場人物とキャスト

役俳優日本語吹替
ピーター・パーカー/スパイダーマントム・ホランド榎木淳弥
MJゼンデイヤ真壁かずみ
ネッドジェイコブ・バタロン吉田ウーロン太
ジーン・グレイセイディー・シンク永瀬アンナ
フランク・キャッスル/パニッシャージョン・バーンサル坂詰貴之
ブルース・バナー/ハルクマーク・ラファロ宮内敦士
エレーナ/ブラック・ウィドウフローレンス・ピュー田村睦心
ビル・メッツガートラメル・ティルマン中務貴幸
マック・ガーガン/スコーピオンマイケル・マンド青山穣
メイおばさん(思い出の場面)マリサ・トメイ安藤麻吹

悪役として登場するジーン・グレイは、原作コミックではX-MEN(エックスメン)の初期メンバーの一人として知られるキャラクターです。今回の映画では、ジーンの顔は物語の半ばまで見えず、セイディー・シンクが演じることも公開まで伏せられていました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギは、海外の取材に、役をかくしていたのは観客に公開初週に一番いい形で楽しんでもらうためで、ジーンはマーベルの世界でとても大きな意味を持つキャラクターだと話しています。

ほかにも、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)のおまけ映像に出ていたスコーピオン(マック・ガーガン)が、ついに本格的に登場。パニッシャーやハルク、エレーナと、ほかのマーベル作品のヒーローたちが次々に顔を出すのも見どころです。ピーターとアベンジャーズの関わりは、アイアンマンとスパイダーマンの師弟関係の記事もどうぞ。

おまけ映像(ポストクレジット)の中身

『ブランド・ニュー・デイ』のおまけ映像は、エンドクレジットが全部終わった後の1つだけです。クレジットの途中の映像はありません。

映るのは、ネッドが作った「スパイディ・トラッカー」というアプリの画面です。スパイダーマンを見かけた場所を地図に示すアプリですが、ニューヨークを映していた地図がどんどん引いていき、地球をこえ、月をこえて、宇宙のかなたに、もう一つのスパイダーマンの印が現れます。冒頭でお話しした「思いもよらない場所」は、宇宙でした。

最後に「スパイダーマンは帰ってくる(SPIDER-MAN WILL RETURN)」の文字が出て終わります。俳優は出てきません。

宇宙にいるのが誰なのか、どうやってそこへ行ったのかは、映画の中では説明されていません。海外のメディアでは、「別の世界のスパイダーマン(トビー・マグワイア版やアンドリュー・ガーフィールド版)ではないか」「『シークレット・ウォーズ』につながる場面ではないか」など、いろいろな予想が出ています。

原作コミック『ブランド・ニュー・デイ』との違い

『ブランド・ニュー・デイ』という題名は、2008年に始まった原作コミック『アメイジング・スパイダーマン』の大きな物語から取られています。第1話は546号で、書いたのはダン・スロット、絵はスティーブ・マクニーヴンでした。この時期の『アメイジング・スパイダーマン』は、何人もの作家が交代で書き、なんと月に3回出ていました。

原作の『ブランド・ニュー・デイ』は、その直前の『ワン・モア・デイ』という話の後から始まります。撃たれて死にかけたメイおばさんを救うため、ピーターとMJは悪魔メフィストと取り引きをし、2人の結婚がなかったことになりました。そして世界中の人が、スパイダーマンの正体を忘れてしまいます。

映画とくらべてみると、似ている所と正反対の所がはっきり分かれます。

原作(2008年〜)映画(2026年)
みんなが正体を忘れたきっかけメフィストとの取り引き(魔術の力も関わる)ドクター・ストレンジの魔術(『ノー・ウェイ・ホーム』)
MJとの関係結婚がなかったことになるMJがピーターを覚えていない
メイおばさん生きている亡くなっている(思い出の場面だけ)
糸手首の機械(ウェブシューター)体から出るように
新しい敵ミスター・ネガティブ、メナス、ジャックポットなどジーン・グレイ(X-MENのキャラクター)

冒頭でお話しした「運命が正反対の大切な人」は、メイおばさんです。原作では、メイおばさんの命と引きかえに「新しい日々(ブランド・ニュー・デイ)」が始まりました。映画では、メイおばさんを失い、誰からも覚えられていない場所から、ピーターの新しい日々が始まります。

題名は同じでも、原作は「やり直し」、映画は「失った後の再出発」の話だといえるかもしれません。どちらも最後に、ピーターが「ひとりではない」日々に戻っていく所は共通しています。

ちなみに原作の第1話では、ピーターは強盗に手首のウェブシューターを盗まれてしまいます。映画のピーターが、機械がいらない体の糸を手に入れるのとは、ちょっと面白い対比ですね。

なお、原作を書いたダン・スロットは、映画の公開に合わせて、2026年5月から新しいシリーズ『スペクタキュラー・スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を始めています。2008年の『ブランド・ニュー・デイ』の時代にもどって、当時の秘密を明かしていくという内容です。

考察:ドゥームズデイ・シークレット・ウォーズへのつながり

まず、分かっている事実から。

  • マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギは、『ブランド・ニュー・デイ』は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』より前の話だと話しています(すぐ前なのかを聞かれて「いや、前だよ」と答えています)。
  • 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は、2026年12月18日(金)に日米同時公開です。ドクター・ドゥームを演じるのはロバート・ダウニー・Jr.です(ドクター・ドゥームとは?の記事)。
  • 海外の報道によると、2026年7月の時点で、公式に発表されている『ドゥームズデイ』の出演者の中に、トム・ホランドの名前はありません。

ここからは、この記事の考察(予想)です。

考察1:おまけ映像の「宇宙のスパイダーマン」は『シークレット・ウォーズ』への入口かもしれない

原作の『シークレット・ウォーズ』(1984年)では、ヒーローと悪役たちが宇宙の遠くの星「バトルワールド」に集められて戦います。宇宙のかなたにスパイダーマンの印が出たのは、この話を思い出させます。『ドゥームズデイ』の次の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』で、スパイダーマンが戻ってくる合図なのかもしれません。

考察2:ジーン・グレイは、X-MENが本格的に出てくる前ぶれかもしれない

ジーンは最後にバスで街を出ていきます。行き先は描かれていませんが、原作どおりなら、同じような力を持つ若者たちが集まるX-MENの学校へ向かうのでは、と海外のメディアでも予想されています。

考察3:『ドゥームズデイ』にピーターが出るかは、まだわからない

出演者の発表にホランドがいないこと、物語が『ドゥームズデイ』より前の話であることから、ピーターがどこで再び登場するかは公開まで分かりません。おまけ映像の「スパイダーマンは帰ってくる」が、どの作品のことなのかも、2026年10月時点では公式に発表されていません。

『アベンジャーズ』の続編の話は、アベンジャーズ5(エンドゲームの続編)の記事でも書いています。

家で見られるのはいつ?デジタル配信とブルーレイ

『ブランド・ニュー・デイ』は、2026年10月6日(火)から、デジタル配信で購入・レンタルできるようになっています。見放題(月額料金だけで見られる形)ではなく、作品ごとにお金を払って見る形です。

たとえば Amazon の Prime Video では、2026年10月24日に作品ページを見たところ、レンタルが1,980円、購入が3,300円でした(どちらも4K相当の高画質版)。プライム会員でも、見るには別にこの料金がかかります。U-NEXT などほかの配信サービスでもレンタル・購入できます。

ブルーレイなどのディスクは、2027年1月20日(水)発売です。同じ日から、ブルーレイとDVDのレンタルも始まります。

種類希望小売価格(税込)
4K UHD+ブルーレイ セット7,590円
ブルーレイ+DVD セット5,390円
プレミアム・スチールブック・エディション[4K UHD+ブルーレイ](数量限定)12,100円

まとめ

  • 結末は、ジーン・グレイをかばって撃たれたピーターが、「一人で抱えこまない」と決め、自分を忘れたネッドにもう一度名乗る場面で終わる
  • ラストでネッドが2人の「秘密の握手」をする。記憶が戻りかけているのか、体が覚えていただけなのかは描かれていない
  • 悪役の正体は、人の心を操る少女ジーン・グレイ(セイディー・シンク)。姉サラをダメージ・コントロールに奪われていた
  • おまけ映像はエンドクレジット後の1つだけ。ネッドのアプリが、宇宙のかなたのスパイダーマンの印を見つける
  • 原作『ブランド・ニュー・デイ』(2008年〜)ではメイおばさんが生きているが、映画では亡くなっている
  • ファイギによると、映画は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日公開)より前の話
  • 家では2026年10月6日からデジタル配信(購入・レンタル)、ディスクは2027年1月20日発売

題名のとおり「新しい日々」を歩き始めたピーター。宇宙に現れたもう一つの印が何なのか、スパイダーマンが帰ってくる日が楽しみです!

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