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ファンタスティック・フォーとは?4人のメンバーと能力、MCUのキャスト、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への参戦まで解説
ファンタスティック・フォーは、宇宙線を浴びて特別な力を手に入れた、リード、スー、ジョニー、ベンの4人のヒーローチームです。1961年に生まれ、マーベルでは「ファースト・ファミリー(最初の家族)」とも呼ばれています。
実はこの4人のうち2人の名前は、生みの親の、ある身近な人たちから付けられました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース。マーベル・スタジオの映画やドラマがつながった世界)の4人が暮らす「別の地球」に付いた番号にも、同じ生みの親への思いがこめられています。
そして、2026年8月に公開された『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の予告編では、4人のうちの1人が、ドクター・ドゥームの「昔」を語っています。
この記事では、次のことを紹介します。
- ファンタスティック・フォーとは(生まれたきっかけと生みの親)
- 4人のメンバーと能力
- MCUの『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のキャストと吹替の声優
- 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への参戦
- 過去の映画(2005年・2007年・2015年)
- ファンタスティック・フォーの映画を見られる所
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~もくじ~
ファンタスティック・フォーとは?
ファンタスティック・フォー(Fantastic Four)は、マーベル・コミックのヒーローチームです。初めて登場したのは、表紙の日付が1961年11月のコミック『ファンタスティック・フォー』1号。生みの親は、作家のスタン・リーと、絵を描いたジャック・カービーの2人です。
天才科学者のリード・リチャーズが作ったロケットに、4人が乗りこんで宇宙へ。そこで浴びた宇宙線(宇宙から飛んでくる目に見えない光のような物)で体が変わり、それぞれ特別な力を持つようになりました。
映画の日本の題名は『ファンタスティック4』と数字で書かれることもありますが、同じチームのことです。
1961年、ライバルの人気チームに負けないために生まれた
ファンタスティック・フォーが生まれたきっかけは、ライバルの会社DCコミックスでした。当時のマーベルの発行人(出版社の持ち主)マーティン・グッドマンが、DCのヒーローチームの本『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』がよく売れているのを見て、スタン・リーに「うちでもヒーローのチームの本を作ってくれ」と頼んだのが始まりです。
こうして生まれたファンタスティック・フォーは大当たりしました。翌1962年にはスパイダーマンやハルクが生まれ、マーベルのヒーローたちの時代が始まっていきます。表紙には「世界でいちばんすごいコミック雑誌(The World's Greatest Comic Magazine!)」という文句が載るようになりました。
「最初の家族」と呼ばれる理由
ファンタスティック・フォーは、ただの仲間ではなく、家族のようなチームです。
- スーとジョニーは、姉と弟
- リードとスーは、1965年の『ファンタスティック・フォー・アニュアル』3号で結婚
- ベンは、リードの大学時代のルームメイトで親友
1968年には、リードとスーの息子フランクリンも生まれています。ニューヨークのバクスター・ビルを本拠地にして、悪者と戦うだけでなく、宇宙や別の世界を探検する話が多いのもこのチームの特徴です。
冒頭でお話しした「2人の名前」も、この家族の話につながります。マーベル公式によると、スー・ストームの名前はジャック・カービーの実の娘から、ベンジャミン(ベン)・グリムの名前はカービーの父親と同じなんです。カービー自身の暮らしが、4人の物語のあちこちに入っています。
なお、ファンタスティック・フォーの一番の宿敵が、リードと大学時代から因縁のあるドクター・ドゥームです。2人の関係はドクター・ドゥームとは?の記事でくわしく書いています。
4人のメンバーと能力
| 名前 | ヒーローの名前 | 能力 |
|---|---|---|
| リード・リチャーズ | ミスター・ファンタスティック | 体をゴムのように伸ばしたり、形を変えたりできる。チームのリーダーで天才科学者 |
| スー・ストーム | インビジブル・ウーマン | 自分やほかの人・物を透明にできる。見えない力の壁(バリア)も作れる |
| ジョニー・ストーム | ヒューマン・トーチ | 全身を炎に包んで、炎をあやつり、空を飛べる |
| ベン・グリム | ザ・シング | 岩のような体で、ものすごい力とがんじょうさを持つ |
スーは、はじめは「インビジブル・ガール(透明な女の子)」という名前でした。1980年代に「インビジブル・ウーマン」に変わり、バリアの力も強くなって、チームの中でもとくに強いメンバーの1人になっています。
ベンは、元は大学のアメリカンフットボールの花形選手で、腕のいいパイロット。4人の中でただ1人、元の人間の姿に戻れなくなってしまい、そのつらさをかかえながら戦う人物として描かれてきました。
4人の前には、ドクター・ドゥームのほか、地底の王モールマン(1号の敵)、星を食べる宇宙の神ギャラクタスと、その使いのシルバーサーファー(1966年3月の48号から)など、のちに映画にも出てくる敵が次々と現れました。
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MCUの『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
MCUのファンタスティック・フォーは、2025年7月25日(金)に日米同時公開された『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で初めて登場しました。監督は、ドラマ『ワンダヴィジョン』のマット・シャックマンです。
物語の敵は、星を食べる宇宙の神ギャラクタスと、その使いのシルバーサーファー。ギャラクタスに狙われた地球を、4人が守ろうとする話です。
キャストと吹替の声優
| 役 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック | ペドロ・パスカル | 子安武人 |
| スー・ストーム/インビジブル・ウーマン | ヴァネッサ・カービー | 坂本真綾 |
| ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ | ジョセフ・クイン | 林勇 |
| ベン・グリム/ザ・シング | エボン・モス=バクラック | 岩崎正寛 |
| ギャラクタス | ラルフ・イネソン | 楠大典 |
| シルバーサーファー(シャラ・バル) | ジュリア・ガーナー | 上田麗奈 |
原作のシルバーサーファーは男性(ノリン・ラッド)ですが、この映画では、原作でノリンの恋人だったシャラ・バルがシルバーサーファーになっています。
舞台は「アース828」という別の地球
『ファースト・ステップ』の舞台は、アベンジャーズたちのいる地球とは別の地球です。1960年代のような見た目に、空飛ぶ車のような未来の機械がまざった、レトロフューチャー(昔の人が思いえがいた未来)の世界のニューヨークで、4人は人気者のヒーローとして暮らしています。
この地球には「アース828」という番号が付いています。冒頭でお話しした「番号にこめられた思い」はこれです。マーベル公式によると、828は、ジャック・カービーの誕生日の8月28日にちなんだ番号なんです。
監督のシャックマンは、この映画をカービーへの「ラブレター」にしたかったと話しています。映画の中には、カービーが描いた『ファンタスティック・フォー』1号の表紙を再現した場面があり、エンドクレジットの最後にはカービー本人の言葉が映されます。
エンドクレジットの途中には、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』につながる場面もあります。この場面の中身(ネタバレ)は、ドクター・ドゥームとは?の記事に書いています。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』への参戦
ファンタスティック・フォーの4人は、2026年12月18日(金)に日米同時公開される『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に出ます。演じるのは『ファースト・ステップ』と同じ4人です。
出演が発表されたのは、2025年3月26日(アメリカの時間)。マーベル・スタジオがネットの生配信で、出演者の名前を書いた椅子を1脚ずつ映し、約5時間半かけて27人を発表しました。その中に、ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックの4人の名前もありました。ほかの出演者はアベンジャーズ5(エンドゲームの続編)の記事にまとめています。
その後、予告編にも4人が出てきています。
- 2026年1月の予告(4本目):ベン(ザ・シング)が、ワカンダのエムバクと握手をして名乗り合う場面。最後に「ワカンダとファンタスティック・フォーは帰ってくる」という文字が出ます。
- 2026年8月の予告(ディズニーのファンのイベント「D23」で公開):スーの語りが入り、壊れた街ではリードがドゥームを問い詰めます。
冒頭でお話しした「ドゥームの昔を語る1人」は、スーです。8月の予告編でスーは、ドゥームを本名の「ヴィクター」と呼び、「どこにいても一番頭のいい人だった」「昔はやさしかった」「でも、愛していた物をすべて奪われた」と、ほかのヒーローたちに語りかけています。海外のメディアは、この映像から、ドゥームとリードやスーの間には『ファースト・ステップ』より前からの関わりがあると見られる、と伝えています。
別の地球にいる4人が、どうやってアベンジャーズたちと出会うのか、ドゥームとはどんな関係なのかは、2026年10月の時点では公式には明かされていません。公開を待ちましょう。
『ドゥームズデイ』の前に見ておきたい作品は、アベンジャーズを見る順番の記事も参考にしてください。
過去の映画(2005年・2007年・2015年)
ファンタスティック・フォーは、MCUより前にも映画になっています(どれもMCUとはつながっていません)。
| 作品(公開年) | 監督 | 4人を演じた俳優(リード/スー/ジョニー/ベン) |
|---|---|---|
| ファンタスティック・フォー[超能力ユニット](2005年) | ティム・ストーリー | ヨアン・グリフィズ/ジェシカ・アルバ/クリス・エヴァンス/マイケル・チクリス |
| ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年) | ティム・ストーリー | 同じ4人 |
| ファンタスティック・フォー(2015年) | ジョシュ・トランク | マイルズ・テラー/ケイト・マーラ/マイケル・B・ジョーダン/ジェイミー・ベル |
2005年版と2007年版でジョニー(ヒューマン・トーチ)を演じたのは、のちにMCUでキャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスです。2007年の『銀河の危機』では、シルバーサーファーが初めて実写の映画に出てきました。
2015年版は、若い俳優たちで作り直した作品です(日本公開は2015年10月9日)。このほか1994年にも映画が作られましたが、劇場では公開されませんでした。それぞれの映画のドゥーム役は、過去の映画でドゥームを演じた俳優で紹介しています。
ファンタスティック・フォーの映画を見られる所
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、2025年11月5日から Disney+ (ディズニープラス) で見放題になっています。Prime Video などで、作品ごとにお金を払ってレンタル・購入することもできます。
2005年・2007年・2015年の映画も、Disney+ (ディズニープラス) で見放題です。
手元に残したい人は、Blu-ray もあります。『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ブルーレイ+DVD セット(『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のステッカー付き・Amazon)(広告リンクです)
配信の中身は変わることがあるので、見る前に各サービスで確かめてください(2026年10月25日に調べた内容です)。
まとめ
- ファンタスティック・フォーは、宇宙線を浴びて力を得たリード、スー、ジョニー、ベンの4人のヒーローチーム。1961年にスタン・リーとジャック・カービーが生んだ
- きっかけは、ライバルのDCのチーム『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』の売れ行き
- スーとジョニーは姉弟、リードとスーは夫婦、ベンはリードの親友という「家族」のチーム。スーの名前はカービーの娘から、ベンの名前はカービーの父と同じ
- 能力は、伸びる体(リード)、透明とバリア(スー)、炎と空を飛ぶ力(ジョニー)、岩の体と怪力(ベン)
- MCUでは2025年7月25日公開の『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で登場。舞台の「アース828」はカービーの誕生日(8月28日)にちなむ
- 4人とも『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日公開)に出る。8月の予告編では、スーがドゥームの昔を語っている
- 『ファースト・ステップ』も過去の映画(2005年・2007年・2015年)も、Disney+ (ディズニープラス) で見放題
マーベルのヒーローの時代の始まりになった「最初の家族」が、アベンジャーズとどう並び立つのか。12月18日の公開が楽しみです!
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