スパイダーマンのウェブシューター完全解説!映画原作の違い~実際に作る方法まで

スパイダーマンの魅力は、壁をよじ登れるとか超人的な身体能力とかいろいろありますが、中でも一番魅力なのは、クモの糸を使った技やターザンのように飛び回るスイングシーンですよね!
ただ、クモの糸や発射するウェブシューターに関しては、これまでの映画シリーズ3作で設定が違っていたり、
- あれって手から直接でてるの?とか
- 装置から出てるんじゃなかったけ?とか
- そもそも、いつ誰が作ったの?とか
- そもそも、どんな仕組みになっているの?とか
とまどった方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はスパイダーマンのウェブシューターを徹底解説!
映画3作や原作での違いや見分け方を詳しくご紹介していきます!
(これでパッと見ただけでどのスパイダーマンか見分けられるはず)
さらに、
・実際に作ろうと思えば作れるのか?
・作ろうと思えばどんな形で実現できるのか?
についても、考察していきます。
大人も子どもも楽しめるスパイダーマンのウェブシューターグッズについてもご紹介しますので、是非最後まで読んでみてくださいね!!
~もくじ~
スパイダーマンのウェブシューターは原作映画で設定が違う
まず、最初にお伝えしたいことは、スパイダーマンのウェブシューターやクモの糸に関しては、
- サム・ライミ版スパイダーマン(初代)
- アメイジングスパイダーマン
- MCU版スパイダーマン
- 原作のスパイダーマン
それぞれ、設定がすべて違う!ということです。
このことが、少なからず混乱を生んでいるのかなと。
ということで、これからそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。
ライミ版スパイダーマンのウェブシューターの特徴
サム・ライミ監督映画のスパイダーマンの最大の特徴は、スパイダーマンの糸が身体から出る設定になっているという事です。
これは、原作とは違う設定になっていて、もちろん理由もあります!
監督は原作の設定に対し「高校生がウェブシューターなんて高度な装置、そう簡単に作れるの?」と感じ(映画公開で世間から、批判の声が出るのではと懸念もあったもよう)
「高校生が装置を開発するのは現実的でない」との見解から、糸は身体から出すと決定したとのことです。
映画の中で中指と薬指を曲げて、「手首からシュッと糸を出す」ライミ版スパイダーマン。
実写版スパイダーマンの映画として最初に世に広く知られたのが、このサム・ライミ版のスパイダーマンだったのもあって、スパイダーマンのクモの糸は手から出るものだと、世間的には広く認知されたのかもしれません。
続いて、リブート作として誕生したアメイジングスパイダーマンでは、また違った設定で登場します。
アメイジングスパイダーマンのウェブシューターの特徴
リブート作で再始動したアメイジング版スパイダーマンでは、クモの糸はウェブシューターという装置から発射します。
ウェブシューターの方はピーターが自分で開発。
特殊なクモの糸は、オズコープ社の技術バイオケーブルを盗んだ。という設定でした。
- 発射するためにスイッチ押してるの?
- それともセンサーか何かなの?
という疑問も多いようなので、ウェブシューターの仕組みについても簡単に解説すると、
ウェブシューターにはスイッチがあります。
スイッチは、手のひらの真ん中で少し手首に近い場所にあって、そこを中指と人差し指で押してクモの糸を出せるような仕組みです。
アメイジングスパイダーマン2の映画のシーンでは、グローブの真ん中にスイッチがあるのが分かる場面もあるので、興味のある方は是非チェックしてみてください。(スイッチと発射装置本体は薄いコードでつながっているようです)
ちなみに、手の真ん中にスイッチがあったら、握ったり掴んだり難しいじゃないか!という意見もあるかと思いますが、ウェブシューターのスイッチに当たらないように、壁をよじ登るときも手を壁にベッタリとつけずに指だけを使って張り付いているんだとか。
前作では、装置なしでクモの糸を出していたのに対して、アメイジング版で突如、ウェブシューターが登場したことで驚きの声もありましたが、スイッチ一つで飛び出すクモの糸はカッコいい!!という評判も多かったですね!
そして、続くシリーズ作、映画MCU版のスパイダーマンも、このウェブシューターの設定を受け継ぎます。
MCU版スパイダーマンのウェブシューターの特徴
結論から言うと、MCU版スパイダーマンのクモの糸も、ウェブシューターで出る設定です。アメイジングスパイダーマンと同じ設定ですね。
しかし、アメイジング版と比べると、実は、かなりパワーアップしています!
例えば、クモの糸。
前作ではオズコープ社から技術を盗んだ設定でしたが、MCU版では、ピーターが自作。学校で科学実験のときにこっそり作っているシーンがあります。
さらに、ウェブシューターもピーターが自分で作ったウェブシューターに加えて、トニー・スターク(アイアンマン)に作ってもらったスーツ埋め込み式のウェブシューターまで登場します!
このトニーが作ったウェブシューターが非常に高性能で、
- カートリッジを丸ごと発射させて巨大なクモの巣を作ったり
- クモの糸に電流を流して敵を攻撃したり
性能UP!!
さらに、スーツに至っては、
- サポート用の人工知能(カレン)がついていたり
- 濡れても乾くヒーター機能がついていたり
- さらには戦闘強化モードまで
存在しています。
さすが天才トニースターク性といった高性能っぷりですね!
これらの機能は、スパイダーマンファーフロムホームやアベンジャーズインフィニティウォーで垣間見ることができます。
では、原作での設定はどうだったのか?これから紹介していきます。
原作のウェブシューターの歴史
実は原作では、ウェブシューターの設定が、ころころ代わっています。
初めてスパイダーマンが登場した時(1962年)、高校生だったピーター・パーカーが糸を発射するウェブシューターを開発していました。
しかし、2002年に公開された最初の実写版映画スパイダーマンで、サム・ライミ監督が身体から糸が出る設定にしたことに影響を受けてか、2005年突如、体内から糸が出る設定に変更。
ちなみに、身体から糸が出るようになったのか、その経緯については言及ナシでした。(それぞれの作品でクリエイターの違うアメコミならではですね!)
ただ、何か事情があったのか、数年後にはウェブシューターで糸を出すという設定に再び戻ることに・・・。
その時も、いきさつは明らかにされていませんが、原作ではころころと設定が変わっています。
なんだか、はっきりしなくてモヤモヤするような感じもしますが、結論を言うと、どれも原作の設定にはある!ということですね笑
簡単に見分けられるように、もう一度整理しておくと
- サムライミ版の特徴
→体から出る - アメイジング版の特徴
→ウェブシューターを使う&自作
→クモの糸はオズボーン社の技術を盗んだ - MCU版の特徴
→ウェブシューターを使う&自作
→クモの糸も自作
→トニー作のスーツは埋め込み式でより高性能 - 原作の特徴
→クリエイターによりコロコロ設定が代わっている。
ということでした。
このウェブシューター、知れば知るほど好きになり、とうとう自分で作りたくなってしまった!!とう方も多いのではないでしょうか?
そこで、一体どうやったら作る事ができるのか?についてご紹介します。
もし、自作でウェブシューターを作るとすれば・・・
結論から言うと・・・残念ながら現代の科学では、完全再現は不可能です。
クモの糸になりうるような物質がまだこの世に存在していないのだとか。
しかし、なんとしても糸を出したい!ということで、こんな面白い装置を作っている人もいます。
糸に見立てた何か別のものを手首から発射させることはできる!ということですね!
材料も手に入りやすいものばかりで、よく飛んでいるので、糸を飛ばしたい方は是非、動画も見てみてくださいね!
ちょっと自作は面倒だな・・・・という場合は、こんなものはどうでしょう?
手軽につけてパーティーを盛り上げるならコレ!
子どもも楽しめるウェブシューターグッズです!
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このウェブシューター、クモの糸も出るし、水タンクを装着したら水鉄砲にもなったりします。
パーティーで一瞬場を盛り上げるのであれば、これでも十分でしょう!
ただ、自分はもっとリアリティ高く、スパイダーマンになりきりたい!という場合に、おすすめなのはこちらのグッズです。
ユーチューバーが実際に買って5個のウェブシューターを紹介していますが、個人的に一番のお気に入りは、スプレーから泡のようなものが飛び出すウェブシューターですね!
汚して怒られる可能性は無きにしもあらずですが・・・
ちなに、スパイダースーツをリアルに再現したい場合はこちらがオススメです!
コスプレに使うならコレ!
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スパイダーマンのスーツにウェブシューターを付けることで、仮装やコスプレもバッチリ決まりそうです!!
パーティーやイベント、もちろんハロウィンの仮装にも使えそうですね。
少々、話が脱線してしまいましたが、スパイダーマンンのクモの糸やウェブシューターの設定について、もう一度おさらいしておきます!
まとめ
今回は、スパイダーマンのウェブシューターについて解説してきました。
これを読んで、少しでも疑問に思っていたことが解消されたなら、すごく嬉しいです!
では、以下まとめです!
- スパイダーマンのクモの糸は、身体から出すタイプとウェブシューターから出すタイプがある・クモの糸を身体から出すのは、サムライミ版のスパイダーマン
・クモの糸をウェブシューターから出すのは、映画アメイジング版とMCU版
・(ただし、糸についてはアメイジングは技術を流用、MCUでは自作でした)
・そして原作に関しては設定がころころ変わっている。
ということで、どれが本当に正しいなどはありませんでした
- 作り方に関しては、ウェブシューターは現実的には科学が進歩しておらず、不可能。
ただ、身近にある物で再現している猛者もいるし、レプリカのウェブシューターグッズやパーティーグッズもあるので、楽しんでみよう!ということでした。
ウェブシューターや糸の設定を知って、映画を見直すと、理解も深まると思いますので、是非、映画も楽しんでみてくださいね!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。