サノスとデッドプール【実は濃厚だった2人の関係】を原作からまとめてみた!
マーベル映画でお馴染みの『サノス』と『デッドプール』について、もちろん知っていると思うのですが・・・原作ではとても深い関係にあることはご存じでしょうか?
インフィニティ・ウォーとエンドゲームで、アベンジャーズ達を何度もどん底に叩きこんだ最強最悪のヴィラン『サノス』。
イカれたマシンガントークで周りを振り回す、コミカルなキャラ『デッドプール』。
全くタイプの違うこの2人。
版権が違うこともあり映画で共演したことはありませんが、原作ではとても深い関係があるのです。
この記事では原作の内容を通して、サノスとデッドプールの【実は深い三角関係】を紹介していきます。
映画では観られないサノスの意外な一面も、この記事を通して知ることができるかもしれません(笑)
それでは、さっそく2人の関係について見ていきましょう!
~もくじ~
デッドプール2でサノス役がケーブルを演じたけど話はそれどころでは無い
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これからデッドプールとサノスの原作での関係について紹介していくのですが、
映画デッドプール2で相棒になるケーブルを演じた俳優=サノス。
という衝撃以上に原作での関係は濃厚です。
デッドプール2の第二弾予告編でも、デッドプールが「サノス イキってる♡」とネタにしていたり
中の人ネタで「黙れサノス約束の通り…」とつい口を滑らせていたところを慌ててケーブルがデッドプールの口を塞ぐ場面があったり
デッドプールが中の人ネタでいじったことで、彼とサノスは間接的に繋がりがあることをアピールしていたことから
デッドプール2でケーブル役を演じた俳優のジョシュ・ブローリンがアベンジャーズシリーズ最強最悪のヴィランであるサノスも演じていたことは有名な話ですが
(知らなくても大丈夫です。私も最初は気付かなかったので・・・)
原作漫画ではこれ以上に、因縁といってもいいほどの深い関わりがあります。
ちなみに、サノス=ケーブルで同じ俳優が演じていたと分かった上で改めて映画を観直すと思わずクスッと笑えるシーンもあるので知らなかった方は『デッドプール2』をもう一度見てみるとより楽しめるはず。
デッドプールとサノスの濃厚な関係を物語る原作のエピソード
原作でのデッドプールとサノスの関係を一言であらわすとすると
『とてつもなくもつれた三角関係』
原作でデッドプールとサノスはデスという1人の女神を巡って争うことがしばしば
宇宙で最強のサノスは純粋な戦闘であればデッドプールを軽く凌駕しますが、恋愛に関してはデッドプールに『ボロ負け』なのです。
原作で2人はどのような関係でどういうやりとりをしているのか、これから詳しく紹介していきます!
デッドプールはサノスの恋敵
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原作のデッドプールとサノスは全宇宙の死を司るデスという女神をめぐって恋敵という間柄。
人でも宇宙人でも、ましてや生き物ですらなくお相手が神様というのはサノスとデッドプールらしいといえばらしい気がしますね(笑)
特にサノスのデスへの入れ込みようはすごく、コミック版『キャプテン・マーヴェル』でサノスは、デスに愛を伝えるためだけに宇宙の全生命を殺して宇宙征服しようとします。
いやいや、1人の女のために宇宙の全生命を殺すなんて、やりすぎにもほどがありますよ!
映画では限られた資源が枯渇しないために人口を半分にするというもっともらしい理由があったので、まだサノスに感情移入できましたが・・・
愛する人に振り向いて欲しいから皆殺しというのは、原作のサノスやりすぎでしょう!と思わずにはいられません。
サノスは、一度は宇宙征服に成功してデスに興味を持たれますが、結局ガーディアン・オブ・ギャラクシーやアベンジャーズ達の活躍で失敗に終わり彼女に呆れられて見限られてしまう展開。
ざまあみろと思いますが、不器用な性格だから愛の表現の仕方がいびつになってしまうんでしょう。
一方デッドプールは、サノスと違ってそんなことをしなくてもデスの気を引くことに成功しています。
身体が全身癌細胞化しているので、死そのものが人の形を取っているような存在。
死と密接な関係にある彼を死神であるデスが気に留めない訳がありません。
デッドプールも何だかんだでデスのことが好きになっちゃって、すぐに2人はラブラブに。
それに対し、今まで空回りと言う名の努力を一生懸命してきたのに、いとも簡単に訳の分からない男にデスを横取りされてサノスはカンカンに。
何の努力もせずに身体の特徴だけで愛されちゃっているデッドプールに怒りを覚えるのも当然な気はしますが・・・
サノス残念。
ちなみに、私も2人のどっちがいいかと言われたら、スマートで面白いデッドプールを好きになっちゃうと思います(笑)
デッドプールに恋で敗北することになったサノスですが・・・2人の仲を割くためにデッドプールにある呪いをかけます。
原作でデッドプールを不死に変えたのはサノス
なんとか相思相愛の2人の仲を割きたいサノスは、デッドプールに不死になる呪いをかけて死から一番遠い存在にしました。
(原作のデッドプール不死身の設定の裏にはこんな理由があったんですね!)
死なない身体にすれば、死神であるデスにとって興味の対象外になる。
そうすればいずれ自分の気持ちに答えてくれるという苦肉の策だったのでしょう。
ですが、デスのデッドプールに対する愛は変わることはなく、不死になった後も何度も会っています。(しかもデスから会いに行く関係性)
ここまで深い愛で結ばれている2人の仲を割くことは、例えサノスでも不可能でしょう。
何だかサノスが可愛そうにも思えてしまいますが・・・。
原作を読むと映画での恐ろしいイメージのサノスと違って、嫉妬したり愛する人のために必死になる姿が人間味あって可愛いなって思っちゃいます。
こんなに報われないなら早く諦めて別の女性を好きになればいいと思うのですけど、最強最悪のヴィランであるサノスも一途で純粋な男の1人であるということですね。
そんなデスという死神を巡って恋の三角関係(デッドプールの1人勝ち)なデッドプールとサノスですが、2人は常に仲が悪いのかというとそうでもなく
実は共闘したエピソードというのも存在しています。
デッドプールとサノスが一緒に戦うエピソードもある!
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漫画『デッドプールVSサノス』では2人の思い人であるデスを助けるために、デッドプールとサノスが共闘する展開。
タイトルを見たら2人が戦うのかと思いますが、実はそうではありません。
ある日、デスが何者かにさらわれ宇宙から死という概念がなくなってしまいます。
デッドプールは相思相愛の自分とデスの仲を引き裂くために、サノスがさらったと考え決闘を挑むも誤解だったことが発覚。
(デッドプールのボコボコにされっぷりは見事)
まあ、デスのために宇宙の人口の半分を消したり、デッドプールに不死の呪いをかけちゃうようなイカレ魔人を疑っちゃうのはしょうがないですよね(笑)
結局犯人はサノスではなく、サノスもデスの行方を捜していたと理解したデッドプールはサノスと共にデスを探すことにします。
お互い恋敵のはずなのですが、漫画の中では驚くほどの息が合ったやり取りの連続。
いつもの軽口でボケをかますデッドプールに、呆れながらもつっこみを入れるサノスという息の合ったコントが面白くて何度も吹きそうになることがありました(笑)
デッドプールの発言に疲れを見せる様子のサノスですが、楽しかったのか最後は僅かに笑みを浮かべるシーンも。
敵同士でも同じ目的で戦うと、信頼関係のようなものが生まれるんでしょうね。
映画のサノスとは違った『健気なサノス』に萌えたい方はぜひ、コミックも読んでみてくださいね!
まとめ
今回の記事では映画では観ることのできない、原作ならではのサノスとデッドプールの関係を紹介しました!
デッドプールとサノスの関係をまとめると、
- 映画デッドプール2では、俳優がケーブル=サノス。
- 原作ではデスを巡って三角関係に(恋はデッドプールの圧勝)。
- 漫画『デッドプールVSサノス』では恋のライバルの2人が愛する人のために共闘し名コンビぶりを発揮している。
ということでした!
デッドプールは原作も映画のとおり、頭のネジが外れた口の減らない愛されキャラ。
一方、原作サノスは1人の女性のために盲目的になって大量殺戮したり、恋に負けて嫉妬しまくったりといった映画よりも人間味があるキャラです。
私は他人には理解されないが、ある意味誰よりも慈悲深い孤高の戦士という映画のイメージがあっただけに、自分勝手な理由で宇宙征服したり恋敵に呪いをかける姿を知ってすごくびっくりしちゃいました。
映画のサノスも好きですが、原作のように人間味があって最後にはデッドプールにデレる彼も好きです(笑)
この記事を読んで少しでも気になった方は原作漫画の方も読んでみて下さい。
『デッドプールVSサノス』は日本語訳されたコミックもでていますし(日本の漫画よりも高いですが)
英語版はkindle読み放題の対象になっていることもあるのでオススメです。