【特集】ブラックパンサーのキルモンガーの悲しすぎる人生!彼が残した功績とは?
ブラックパンサーの【最強にして最悪の敵】キルモンガー!
今回は、キルモンガーの悲しすぎる『生い立ち』と『功績』について紹介していきます。
- 彼の生い立ちと父の死の真相
- まだ見ぬ祖国への憧れ
- 祖国ワカンダへ与えた影響と功績
- 生まれ変わるワカンダ王国
知れば知るほど・・・ただの悪とは言い切れない悲しい人物です。
キルモンガーによって変わっていく王国や『ティ・チャラ/ブラックパンサー』の心模様にも触れていきますので、お楽しみください。
~もくじ~
キルモンガーは確かに悪い奴!悪い奴なんだが・・・
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映画『ブラックパンサー』において、ティ・チャラから王座を奪い、ワカンダを『力と恐怖』で支配しようとするキルモンガーですが・・・
知れば知るほど、彼を心から『嫌いになれな理由』があります。
ここからはキルモンガーの
- 悲しい生い立ちや
- 故郷「ワカンダ王国」への思い
を映画のエピソードとともに紹介します。
悲しいエピソード1:生まれながら裏切り者
キルモンガーは生まれながらの裏切り者として、悲しい幼少期を過ごします。
生まれは、スパイとしてアメリカで活動していたワカンダ人の父『ウンジョブ』とアメリカ人の母との間に生まれたハーフでした。
※父『ウンジョブ』は、先代国王『ティ・チャカ』の弟
しかも、父ウンジョブは、ワカンダの人間でありながら、世界中で迫害されている黒人たちに手を差し伸べない王国の閉鎖的な考えに反対。
黒人達を救うお金を稼ぐため、ユリシーズ・クロウと共謀しヴィブラニュムを盗み出していたのです。
映画のワンシーンでも描かれていましたが
父ウンジョブは最終的に
- ズリの密告により裏切りがばれ
- 祖国に戻り罪を償うことを促されるも
- 納得がいかずズリに拳銃を向け
- 兄である『ティ・チャカ』に殺害されます。
駆けつけた幼きキルモンガーは、その目で自分の父の死を目の当たりにするのです。
そして、ワカンダに連れ帰られることなく、その場に見捨てられました。
父を殺され祖国に見捨てられ彼の復讐心は日ごとに募っていったことでしょう。
その後、キルモンガーは
- 手がかりを探す為、死に物狂いで生きぬき
- 時には仲間を殺し悪に手を染め
やっとのことでワカンダ王国への手がかりをつかみ、ヴィブラニュウムを盗み出します!
悲しいエピソード2:ヴィブラニウムを盗もうとした動機は同胞のため
全ては同胞のため!
父の意志を受け継いだキルモンガーは博物館に展示されているヴィブラニュウムをクロウとともに盗み出します。
しかし、このヴィブラニウムは王国への足掛かりにすぎませんでした。
彼の真の目的は王国に眠る膨大な資源と軍事力。
それらを使い世界を征服し『新たな黒人の世界を作る』という過激な思想を持っていたのです。
そして、己の正義のもと、ワカンダに攻め入りました。
悲しいエピソード3:実は故郷ワカンダに憧れていた
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映画のワンシーンでは、キルモンガーの『故郷ワカンダへの思い』も描かれていました。
ワカンダに攻め入るも、最終的に『ティ・チャラ/ブラックパンサー』に敗れてしまったキルモンガー。
最後に、『ティ・チャラ/ブラックパンサー』の計らいで美しい夕日を見たのち、自らに幕を閉じることに・・・。
命よりも名誉の死を選んだラストシーンは、圧巻でした。
『世界一夕日の美しいワカンダ』故郷の事を嬉しそうに話す父を見て、まだ見ぬ故郷に幼き少年は憧れを抱いていたに違いありません。
そして、キルモンガーの過去や真意を受けた『ティ・チャラ/ブラックパンサー』によってワカンダにも変化の兆しが・・・。
ワカンダ開国のきっかけを作ったキルモンガー
キルモンガーとの戦いの後、王座を取り返したティ・チャラによってワカンダは開かれた国へと変わっていきます。
殺したウンジョブとその息子を置き去りにした父ティ・チャカへの怒りと疑問を抱いたティ・チャラ。
古いしきたりを捨て新しい考えのもとワカンダの進むべき道を示します。
二度とキルモンガーのような存在が現れることの無いよう
- 国を開き
- 他国に国際支援センター設置
新たな国王として国を導いていくのでした。
キルモンガーによって『ワカンダ』は変わったのです。
まとめ
キルモンガーの悲しすぎる人生は祖国ワカンダを変える大きなキッカケとなりました。
- 迷える存在として生まれ
- 父の命を奪った祖国
- 復讐を果たすために捧げた人生。
悲しいエピソードの数々でしたが、皮肉にもワカンダ王国は、そんな裏切り者である『キルモンガー』と父『ウンジョブ』に救われたのかもしれません。
また、機会があれば映画『ブラックパンサー』を見返してみてくださいね!
きっと、キルモンガーの新たな魅力に気が付くはずです。
モンガーの存在はワカンダ、世界にとって非常に意義のある物だったのではないでしょうか。