アイアンマン2のあらすじ伏線をネタバレ全開で超考察!神スーツも登場するよ!
今回はアイアンマン2のあらすじをネタバレありで徹底解説していきます!
- トニーがアークリアクターの影響で死にかけたり
- 自暴自棄になったトニーがトラブル起こしまくったり
- アイアンマンファン興奮の神スーツが登場したり
アイアンマン2はヒーローとして駆け出しのトニーのハチャメチャな姿など見所まんさい。
さらに、ブラックウィドウやトニーの父ハワードなど長期にわたりMCU映画シリーズに関わってくるメンバーも登場。
ずーっと先に登場し、アベンジャーズ入りする、スパイダーマンやブラックパンサーの伏線もあったり、今見るからこそ「あー!そういう意味か!」とわかるネタのオンパレードです。
フェーズ4までひっぱる事になる裏組織の存在も明らかになったりしますし、いやーMCUシリーズ作り込み具合はんぱねぇ 笑
アイアンマン2はMCUのアベンジャーズのはじまりと言っても過言では無い重要な物語になっているので、是非おさらいしていってください!
この記事では一つ残らず小ネタも含めて取り上げていきますね。
では、早速アイアンマン2の作品情報から見ていきましょう!
~もくじ~
映画アイアンマン2の作品情報
アイアンマン2は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ3作目として、2010年5月に全米公開
1作目は「アイアンマン」
2作目は「インクレディブルハルク」
前作に引き続き監督はジョン・ファヴロー。
AC/DCの楽曲が採用されたことで、音楽もめちゃくちゃいい感じです!
予告動画
動画も見ていただいたところで、「アイアンマン2」のあらすじについて簡単に紹介します!
アイアンマン2のあらすじ※ネタバレなし
主人公トニー・スタークが「私がアイアンマンだ」と世間に公表した半年後。
トニーは社長としても働きながらアイアンマンとして治安維持に努めていました。
- 政府にアーマーは兵器だと言われ没収されそうになったり
- 自身の体も「アークリアクター」の動力源であるパラジウムの毒素に侵され
苦悩しつつも、後世に自分の生み出したテクノロジー・技術を残そうと「スターク・エキスポ」を開催します。
そんな中、父ハワードとともにアークリアクターを開発した科学者アントン・ヴァンコの息子イアン・ヴァンコが父の死をきっかけにトニーに復讐しようと動き出し・・・大バトル勃発!
という展開になっています。
詳しいストーリーの解説は後ほどネタバレしていきますが、アイアンマン2はアベンジャーズ始動の物語。
トニーが「ヒーローとして適任か?」を試される回になっている前提で見ると、先のシリーズを見据えた視点で楽しめると思います。
アイアンマン2の登場人物とキャスト
前作「アイアンマン」に引き続きほとんどの俳優が続投しています。
早速、紹介していきますね!
トニー・スターク/アイアンマン
主人公アイアンマン。
本作では、精神的に未熟で(死にかけて混乱しているのもある)ヒーローとしては、まだまだと言わざる終えない姿を露呈します。
(トニーらしいといえばトニーらしいと言えるのかもしれませんが)
演じたのはおなじみロバート・ダウニー・Jr
日本語吹き替え声優は藤原 啓治
ペッパー・ポッツ
本作のヒロインであり、トニーの秘書。
前作に引き続き、
女優はグウィネス・ケイト・パルトロー
日本語吹き替え声優は岡寛恵
ハッピー・ホーガン
スターク社専属の運転手兼ボディガードであり、トニーやペッパーの良き友人でもあるハッピー。
運転技術とボクシングの腕は確かですが何かとトニーに振り回されてしまう三枚目な男。
役を演じたのは俳優であり監督でもある
ジョン・ファヴロ―
日本語吹き替え声優は大西健晴
ジェームズ・ローディ
アメリカ空軍中佐で、トニーの親友。通称ローズ
前作では自身もスーツを着用して戦うことを望んでいましたが、今作でついにウォーマシンを手にする事に。
今作から、俳優はドン・チードル
※前作はテレンス・ハワード
日本語吹き替え声優は目黒清一
ナタリー・ラッシュマン
ブラックウィドウのコードネームを持つS.H.I.E.L.Dのエージェント
本名はナターシャ・ロマノフ
S.H.I.E.L.Dの指示でナタリー・ラッシュマンと名乗りスターク社の法務部に潜入していました。
演じたのは、
女優スカーレット・ヨハンソン
日本語吹き替え声優は佐古真弓
ニックフューリー
左目のアイパッチと黒いロングコートがトレードマークのS.H.I.E.L.D長官。
本作ではパラジウムの毒素に苦しむトニーの手助けをします。
演じるのはアメリカの俳優
サミュエル・L・ジャクソン
日本語の吹き替え声優は手塚秀彰
フィルコールソン
S.H.I.E.L.Dのエージェントであるフィルコールソン。
前作ではトニーがアイアンマンであることを知られないように証拠を消したり、アリバイを作り記者会見用の台本を仕立て上げますが
「私がアイアンマンだ」の発言で見事に裏切られます。
演じたのはアメリカの俳優クラーク・グレッグ
日本語の吹き替え声優は村治務
ジャスティン・ハマー
スターク・インダストリーズのライバル社ハマー・インダストリーズのCEO。
トニーを激しくライバル視する男。
イワン・ヴァンコと手を組んでアイアンマンを破滅させようと目論みます。
ハマーを演じたのは俳優サム・ロックウェル
日本語吹き替え声優は森川智之
イワンヴァンコ
アイアンマン2のメインヴィランとなるのがウィップラッシュことイワンヴァンコ。
ロシアの科学者です。
トニーの父ハワードとともにアークリアクターを開発した科学者アントン・ヴァンコの息子。
演じたのは元プロボクサーでもある
俳優ミッキー・ローク
日本語の吹き替え声優は菅生隆之
さらに、超大物のカメオ出演も・・・
本作では、トニースタークのモデルとして選ばれたアメリカの実業家イーロン・マスク本人が登場。
もちろん、カメオ出演でおなじみスタンリーも登場しています。
では、一通りキャラクター紹介も済んだのでネタバレありで詳しいストーリーを解説していきます。
アイアンマン2のストーリー解説※ネタバレあり
ここからはネタバレありなのでご注意ください。
アイアンマンと公言してから半年後・・・
トニーはマーク4のアーマーを装着、世界を守るために精力的にテロ組織と戦っていました。
そして、未来のために自分の技術や開発したテクノロジーを残そうとスタークエキスポを開催します。
しかし、世界の平和のために!と行動するトニーの気持ちとは裏腹に、政府からは「アーマーは兵器だから政府に引き渡せ」と迫られることに。
もちろん、トニーは「アイアンマンは世界を守る存在だ!」と断固として拒否します。
スターク一族を恨むイワンが動き出す
そのころ、ロシアでトニーの父ハワードとともに、アークリアクターの研究開発をしていた、アントン・ヴァンコが亡くなります。
アントン・ヴァンコは、お金に目がくらみスパイ活動をしハワードに追放され貧しい生活を送っていました。
息子のイワンは追放を受けたことに対し、スターク一族に強い恨みを持つことに・・・
父の死後、イワンは設計図から自らアークリアクターを生み出し、ウィップラッシュマーク1(武器エレクトリカル・デス・ウィップ)を完成させ、スターク一族への復讐を誓います。
トニーの社長退任と秘書の登場
世界を守るために!と動く一方、トニーはアークリアクターの動力となる元素「パラジウム」の毒素に苦しめられます。
そして、自分の死期が近いことを感じたトニーは、自分の後任として秘書のペッパーをスターク社のCEOに抜擢。
新たに秘書としてナタリーラッシュマンを迎え入れることに。(トニーは一瞬でナタリーが只者では無いことに気づきます)
モナコの戦い
そんな中、モナコで開催されるカーレースに出場するトニー。
そこに、イワン扮するウィップラッシュが襲い掛かります。
スーツが無い状態でピンチに陥りますが、ハッピーとペッパーの助けを得て、届けられた「マーク5」を装着
ウィップラッシュのリアクターを外すことに成功
イワンは刑務所に送られます。
しかし、スタークの技術に嫉妬心を抱く、ジャスティン・ハマーが、イワンに目をつけ刑務所からの脱獄を手助け。
イワンはハマーの思惑によりハマー・インダストリーにてロボットの開発を手伝うことに。
しかし、イワンはハマーとの契約を無視し、スーツを無人機へと改造していきます。
トニーとローディの大ゲンカ
マリブの自宅で誕生日パーティーを開いたトニー。
毒素の進行に自暴自棄になったトニーはアイアンマンスーツを着たままパーティーで大暴れ醜態をさらします。
それをみた親友のローディは怒りのあまりマーク2を奪い、アイアンマンと大ゲンカ。
そして、そのまま空軍基地に帰還。マーク2を没収しました。(このマーク2が改造され後のウォーマシーンになります。)
父ハワードの思いとフューリーの助けで復活
そんなとき、トニーのもとにフューリーが訪れます。
ナタリーがS.H.I.E.L.Dのスパイであることも発覚。
フューリーはトニーに対して、父ハワードがS.H.I.E.L.Dの創業者の一人であることを告げ、彼の遺品をトニーに託します。
その遺品の中には父から未来のトニーに向けてのビデオメッセージがありました。
気を持ち直したトニーは父が残した模型からパラジウムに変わる新元素を開発することに成功。
新たなアークリアクターを作り出しパラジウムの毒素から解放されました。
イワンの復讐
その時、イワンからスタークへ復讐を告げる電話が入ります。危険を感じたトニーはスタークエキスポへ急行。
スタークエキスポでは、ハマーがドローンとウォーマシンをお披露目していました。
スタークがエキスポに到着したその時、イワンは遠隔操作でドローンとウォーマシンを暴走させます。
ウォーマシンはローディーを載せたまま大暴れ。
ハマーを問い詰め、イワンが原因と知ったナターシャがハマー社に潜入!
暴走を止めるも、そこにイワンの姿はありませんでした。
すでに新たに作ったアーマーを装着してスタークエキスポへ向かっていたのです。
ウィップラッシュとのラストバトル!アイアンマンとウォーマシンの共闘
一方、エキスポではトニーとローディが協力してドローンを破壊。
ようやく片付いたかと思ったところにイワンが現れます。
2人は乗り込んできたイワンとの決戦。イワンの改良されたウィップラッシュに苦しめられるもは、アイアンマンとウォーマシンの連携で撃退。
ウィップラッシュとドローンは自爆。
スタークとローディーは勲章を授与され、物語は終了となりました。
そして、おなじみエンドロールへ
マーベル作品はエンドロールに次回作への伏線を絶対にいれてくるので必見です!
アイアンマン2のラスト
アイアンマン2には2つのラストシーンが登場!
その1:S.H.I.E.L.Dから評価を受けるトニー
ひとつめのシーンではS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーが登場。
トニーにナターシャからの評価が最悪だったことをことを告げ、アイアンマンはアベンジャーズとしては不適格。
現段階では相談役との評価を受けました。
アイアンマン2以降、トニーとS.H.I.E.L.D.の関係が深まり、アベンジャーズ1へと物語が直結していきます。
そして、もう一つのシーンは、シリーズ次回作への伏線となっていました。
その2:MCU4作目「マイティ・ソー」への伏線
ふたつめのシーンでは、コールソンが登場。
派遣されたニューメキシコで砂漠に落ちたハンマーを確認。
このハンマーこそ、ソーが武器として使う「ムジョルニア」でした。
このシーンの意味はMCU4作「マイティソー」で回収されます。
映画の詳しいストーリー解説としては、ここまでなのですが
さらに「アイアンマン2」には、他にも続編シリーズに関わる伏線が大量に登場していたのでご紹介します。
アイアンマン2はアベンジャーズへの伏線が大量に登場!
アイアンマン2で登場する伏線のカギになってくるのがS.H.I.E.L.Dの存在。
前作で登場した長官フューリー、捜査官のコールソンに加えて今作ではスパイとしてナターシャが登場したり、
トニーがパラジウムに変わる新元素を開発している最中にコールソンが訪れ、ニューメキシコへの転属が決まったことを告げたことが、「マイティーソー」への伏線となっていたり、
映画の中でさらっと過ぎて行っちゃうことが伏線になっていたりするので、ほんと気が抜けません笑
ここでは、細かい小ネタまで拾って紹介していきます!見逃してしまった方も改めてじっくり見てみてくださいね。
キャプテンアメリカへの伏線も登場?
トニーがパラジウムに変わる新元素を開発している最中にコールソンが訪れてくる場面には、もう一つ伏線がありました。
彼のもとを訪れたコールソンが「これはなんだ」と円盤のようなものを持ち上げます。
これこそ後に公開となる「キャプテンアメリカ」の主人公が使う縦の模型です。
キャプテンアメリカの盾については、トニーの父ハワードが関与しているので、その関係もあり「アイアンマン2」で登場しました。
さらに
少年時代のピーターが登場?
スタークエキスポでアイアンマンマスクを付けた子供が暴走したドローンと対峙する場面があります。
ギリギリでアイアンマンが飛んできて子供を救い、「いいぞ、坊主」と告げて去っていったのですが
実はこの子供こそ後にスパイダーマンとなるピーターパーカーなんです。
最初は噂レベルの伏線と思われていたのですが、「スパイダーマン/ホームカミング」の監督が伏線になるようにシナリオを作ったことを明らかにしました。
こんなところまで伏線になってるなんて驚きですよね!
さらにさらに
その他MCU映画シリーズの伏線が山盛り
小ネタなのでまとめますが
ハルクが暴れているところがテレビニュースで流れていたり、
トニーとフューリーが話している間から見える地図にはブラックパンサーの本拠地ワカンダのポイントが打たれていたり、
ファンをこうして楽しませてくれるのもマーベル映画ならではですよね!
もちろん、続編アイアンマン3に直結するネタも登場しています。
引き続き登場するテンリングスの影
前作「アイアンマン」でトニーを拉致するもラストで壊滅状態となったテンリングス。
今作でも、
- ジャスティン・ハマーの小指の指輪
- イワンに偽造パスポートを渡した人物
のシーンで存在が示唆されています。
テンリングスはアイアンマン3で大きく物語に関わってきますし、
さらに、フェーズ4で公開予定のMCU映画初のアジア系ヒーロー「シャン・チー/ザ・レジェンドオブ・テンリングス」では、タイトル名になっちゃうほど大きく関わってくる予定となっています。
2008年公開のアイアンマン1から2021年公開の作品まで伏線を引っ張り続けるとは・・・「さすがMCU」ですね!
まとめ:アイアンマン2は伏線たっぷり!
映画「アイアンマン2」のあらすじを詳しくお話してきました!
アイアンマン2は今後のアベンジャーズシリーズにつながっていく物語になっているので、今後の作品を楽しむうえで押さえておきたいポイントを、もう一度まとめますね!
- トニーの父ハワードがS.H.I.E.L.D創始者だったことが発覚
今後のMCU映画シリーズでもたびたびハワードは登場します。 - ナタリー=ナターシャ=ブラックウィドウ
ナタリーはスパイだったことが発覚しますが、アベンジャーズ初期メンバーのブラックウィドウとしても登場します。 - キャプテンアメリカのシールドの模型
劇中では特に深くは追求されていませんが、キャプテンアメリカファーストアベンジャーで、盾がどのようにして完成したか詳しく語られます。 - マイティソーのハンマーが登場
エンドロールで登場したハンマーはMCU4作マイティソーへの伏線でした。
公開時には、わからなかっけれど今ならわかる!という伏線が多数登場する作品になっているので改めておさらいしてみるのもいいですね!
今回は以上となります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!