デッドプールが消したX-men時代の過去とは?X-menとの関係も深堀りしてみた

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

世界的な大ヒットを記録した映画『デッドプール(2016)』

デッドプールは他のヒーローとは一線を画す異彩な「アンチヒーロー」として有名です。

そんなデッドプールが過去にX-menシリーズの映画にも登場していたのはご存知ですか?

「どうしてX-menの映画に彼が出ていたの?」

「X-menとはどんな関係性があるの?」

と、気になりますよね?

そこで今回は、X-menとデッドプールの関係について、原作アメコミの内容も交えつつ、詳しく紹介していきます。

まずはデッドプールが、はじめて映画に登場した『X-MEN ZERO』について、みていきましょう!

スポンサーリンク

デッドプールの消したい過去『X-menZERO』

 

この投稿をInstagramで見る

 

Il mondo degli anime(@cartoon_world_italia)がシェアした投稿

実は、デッドプールが2009年に公開されたマーベルの映画『ウルヴァリン X-MEN ZERO』に敵役として登場しています。

(気付いていましたか?)

  • 『ウルヴァリン X-MEN ZERO』に登場しているデッドプール(ウェポンXI)も
  • 映画『デッドプール』で主人公として登場するデッドプールも

同じ「ウェイド・ウィルソン」なのです。

「え?同一人物のはずなのに、設定がバラバラなの?」

「見た目も漫画とは全然違うんだけど・・・」

と、私を含め誰もが疑問に思ったかと思うのですが。

2016年の映画『デッドプール』では、マーベルの原作に近い設定で描かれているのに対し、

『X-MEN ZERO』 ではウルヴァリンの能力や、さまざまなミュータント能力を注入され、原作とはかけ離れた設定で、最大の敵として登場。

ファンが激怒するほど大不評となってしまいました。

両作ともに、デッドプールを演じたライアン自身も『X-men ZERO』の設定に納得していなかったので『デッドプール2』の最後には消されていましたしね 笑

見た目も設定も原作とはかけ離れてしまい、批判を浴びたデッドプール。

なぜ、設定を大幅に変えてまでX-menシリーズに登場したのか?

X-menとデッドプールの関係について紹介します。

そもそもX-menとデッドプールは深い関係?

映画『デッドプール(2016)』では、X-menとの関係は、それほど色濃く描かれていませんでしたが、原作のデッドプールはX-menと濃い関係性のあるヒーローなんです。

多様な作品に展開されていて、意外な関係性もあったりします。

どんな関係性があるのか?詳しくみていきましょう!

もともとX-menにゲストキャラクターとして登場

 

この投稿をInstagramで見る

 

TimeWarp Comics & Collectibles(@timewarpcomics)がシェアした投稿


彼の初登場は“New Mutants #98”で、わずか7ページしか登場しない1話限りのゲストヴィランでした。

しかし「使い捨てキャラだし・・・」と制作側が悪乗りをしたら・・・

なんと、大人気となり最終的には個人誌や実写映画化までされるようになったのです!

ちなみに傭兵としての設定が濃い原作のデッドプールは、お金次第で何でもやっちゃうキャラクター。

ヒーローにもヴィランにもなるアンチヒーロー的な存在です。

次はそんなデッドプールがどのようにして誕生したのか、その経緯に迫ります。

ウルヴァリンを生み出したウェポンXの被験者

 

この投稿をInstagramで見る

 

Hideki Ando(@anhidekix)がシェアした投稿


原作のデッドプールは、ウルヴァリンを生み出した『ウェポンX』計画から派生した実験に参加。

原作ではウルヴァリンから抽出された、ヒーリング・ファクター(超回復能力)を注入したことで能力が覚醒しました。

  • ガンになったのをきっかけに実験に参加した事
  • 実験の結果、ガン細胞が暴走し、表皮が浸食されまくった事
  • 精神に異常をきたしてしまい性格がとても不安定になった事

は映画も原作も同じです。

映画版では単純な回復だけでなく、トカゲの尻尾のような再生能力も追加されました。

超回復が出来たとしても痛がっている様子がみられるので、ウルヴァリン同様、どうやら痛覚はあるようですね・・・。

原作を知らない人にとっては、ウルヴァリンのヒーリング・ファクターを使ったことで、異色を放ったアンチヒーローが誕生したというのは衝撃の事実では無いでしょうか。

また原作のデッドプールは、お金を貰えれば何でもやる傭兵ということもあり、色々なチームに顔を出します。

単独キャラとしてX-menだけでなく数々のチームに所属

 

この投稿をInstagramで見る

 

girl power (@marvelgirlsdc)がシェアした投稿


映画では、単独ヒーローとしてのイメージが強いデッドプールですが、原作では複数のチームに所属しています。

デッドプールが所属していた代表的なチームを3つ紹介すると

  • Xフォース
  • アンキャニー・アベンジャーズ
  • デッドプールコープス

映画『デッドプール2』では、デッドプールの前に現れた敵キャラ、ケーブルが予想以上に強敵だったので、彼曰く『最強鬼やばチーム』である『Xフォース』というチームを結成しました。

原作での『Xフォース』は、超危険な任務を背負って活動するのですが・・・。

  • 特殊能力も持っていない普通のおじさんがメンバーに入っていたり、
  • メンバー自体の入れ替わりも激しかったりするので

そういう意味でも『ヤバいチーム』です!

実は、この『Xフォース』、映画『デッドプール』シリーズの次回作として、映画化が決定!

デッドプールファンとしては見逃せませんね!!

『アンキャニー・アベンジャーズ』というチームは、ミュータントとの共存を果たすという目的を掲げて、キャプテンアメリカを軸に結成されたチームです。

このチームはX-menとの混成部隊で、メンバーは、キャプテンアメリカやスカーレットウィッチ、ソーなど豪華メンバーが所属!

お調子者のデッドプールが、こんなチームに所属しているだけでもスゴイことなのに、なんと、デッドプールはフィールドリーダーに任命されています!!

自由すぎるデッドプールですが、意外と認められている?という、意外な一面が見えますね。

そして続いて紹介するのは、チーム名に自分の名前を冠した『デッドプールコープス』。

このチームは、宇宙の危機を救うために、並行世界のデッドプールをかき集めた、メンバー全員デッドプールという狂気に満ちたチームです(笑)。

チーム結成のきっかけは、宇宙の超人種族から、危機に陥った宇宙を助けてほしいと頼まれたからなのですが、

それにしても全員がデッドプールだなんて!!

何でもアリ!な彼だからこそのチーム構成だと感じました(笑)。

原作のように、傭兵として、さまざまなチームに顔を出すなら、映画でもチームに参加するデッドプールの姿が見られるかもしれませんね!

もしかすると、X-menのMCUシリーズ参加が鍵になるかもしれません・・・!!

X-menのMCU加入で今後どうなる?

 

この投稿をInstagramで見る

 

Marvel Entertainment(@marvel)がシェアした投稿


これまでX-menの映画と、深い関係は無かったデッドプールですが、X-menがMCUに参加したことで、デッドプールも合流する可能性が高くなってきました!

ディズニーと20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス)の事業統合により、『デッドプール』と『X-men』は、マーベルスタジオの指揮で管轄されるようになったのです。

原作では、X-menを含め、他のマーベル作品とも交流があるデッドプール。

  • デッドプールがどのような形でMCUに登場するのか
  • 新デッドプールとしてX-menと関係をもつのか

個人的には、あの超変わり者のデッドプールが、どのように現アベンジャーズに絡んでいくのかが気になりますが、マーベルはデッドプールの演出について調整中のようです。

『デッドプール』×『X-men』×『MCU』の図式で、互いの関係性は、ますます深まるものと思われます!

使い捨てキャラで、映画で亡き者にされたデッドプールの過去を考えると、原作ファンにとっては、涙が出るほど嬉しい展開ですよね!!

まとめ

今回は、デッドプールとX-menの関係をテーマにお伝えしてきました。

以下、まとめておきます。

・デッドプールは、映画『X-men ZERO』で登場していたが、設定が原作とかけ離れすぎていて大不評だった。

・実は、デッドプールとX-menは原作で深い関係があり、『コミックスのたった7ページの使い捨てキャラ』だったけど、人気が出すぎて単独でも活躍するようになった。

・デッドプールの誕生は、ウルヴァリンのヒーリング・ファクターが要因だった。

・デッドプールはX-menだけでなく、いくつかのチームに所属していた。

・デッドプールとX-menのMCU加盟が決定したため、今後映画で関係が深まる可能性がある。

今後のデッドプールとX-menの関係から、目が離せませんね!!

スポンサーリンク
この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© あっせん部る , 2020 All Rights Reserved.