アントマンの能力解説!蟻を操る仕組みと相棒アントニーの活躍も紹介!
MCUシリーズの中で少し異彩を放つ名作、アントマンシリーズ。
今回は、アントマンの能力を徹底解説!ということで
- 蟻さんたち、一体どうやって操っているの?
- 種類や特徴は?
といった気になるポイントを解説。
蟻たちの中でも、名前をつけられたことで視聴者にも愛着が湧いたアントニーの活躍シーンについても紹介します。
小さな相棒たちは今後のアントマンシリーズでも必ず登場してくるはずなので、是非、覚えてみてください。
公開予定の「アントマン3」での蟻さんたちの活躍についても予想してみました!
では、さっそくアントマンが一体どうやって蟻を操っているのか。からご紹介します。
~もくじ~
アントマンの能力解説!蟻をどうやって操っているのか
この投稿をInstagramで見る
アントマンの能力と言えば小さくなったり大きくなったりする事が目立ちますが、もう一つ特徴的なのが『蟻を操る能力』です。
そして、蟻を操るために使っているのがピム博士が発明した「EMP通信デバイス」というイヤホン型の装置。
映画の中では、使いこなすためにスコットが特訓しているところも描かれています。
EMP通信デバイスは電磁波を発して、蟻の嗅覚中枢を刺激、自分の意思や命令を蟻たちに伝えるコミュニケーションツールの役割を果たすものなのですが・・・
映画の中でスコットは使いこなすのにめちゃくちゃ苦労します。
- 蟻たちにはビビって訓練はうまくいかないし
- ホープには戦闘訓練でボコボコにされるし
蟻たちのそれぞれの特性を知って、通信デバイスで通じようと試みるも、なかなかうまくいきません。
しかも、通信デバイスでの指示はめちゃくちゃ集中力を使うようで、スコットは「もうこんなの無理だ〜!」と諦めちゃうシーンもありました。
だが、しかし、ここは男スコット。
ピム博士とホープの援護や娘キャシーを思う気持ちから訓練に本気で取り組み、蟻たちに指示を出せるようになりました。
こうしてEMP通信デバイスを使って蟻たちとコミュニケーションを取れるようになったスコットは蟻たちのリーダーとなり、連携の取れた最強のチームを結成。
チーム一丸となって敵に立ち向かうのです。
そして、映画では数種類の蟻がスコットを援護します。
映画アントマンで登場した蟻たち
登場する蟻たちはどれも、みんな個性的!
私は映画を観ながら、「こんな蟻が現実にもいるのか!」と驚いたことを覚えています。
そんな蟻たちの能力を、登場シーンとともにご紹介すると
クロオオアリ
アントマンのシリーズを通して一番出番があるのがクロオオアリです。
クロオオアリは空を飛び、多少重いものでも背中に乗せられます。
特訓のシーンでは、スコットがまるで馬を調教するように、アントニーの背中へまたがる様子が描かれています。
戦闘シーンでは、
- 相手に気づかれず自在に空を飛べる
- 建物や敵の懐に入り込む
という重要な場面で登場。
アベンジャーズの基地に侵入する際の長距離移動や、ダレンクロスを追いかけヘリコプターに乗り込むシーンが特に印象的でした!
アントマンの相棒として、可愛い一面も見られるクロオオアリは、アクロバティックで頼もしい存在です。
サシハリアリ
大きな顎とツノのような突起が特徴的なサシハリアリ。世界最大級と言われています。
噛まれると飛び上がるほど痛いという強力な顎を持ち、敵対勢力の人間を行動不能にするので、戦闘シーンではなかなかの活躍を見せます。
スコットがピム博士の家で目覚めた時に、ベッドのしたで待機していたのがこのサシハリアリです。
ピム・テック社の警備員を次々と倒していくところは、実にお見事!
戦闘能力の高さと、その大きさから醸し出される威圧感は敵に回したくない恐ろしさです!
ヒメナガアメイロアリ(クレイジーアント)
この投稿をInstagramで見る
とても小さく飴色の体を持つヒメナガアメイロアリ。
通称クレイジーアントは、電気を通す体質を生かし、電気系統の破壊に役立ちます。
スコットが特訓の際、小ささから「可愛いじゃないか!」と油断しますが、集団で襲われたら恐らくひとたまりもありません。笑
スコットにじゃれつくところや、電気破壊装置をつけられお尻をポン、と叩かれる姿などは可愛らしかったですけどね!
ピム・テック社のサーバーをダウンさせるシーンは、統率の取れた軍隊のように、一撃必殺の技を見せつけました。文字通りしびれる活躍ぶり。
重要な役割をしっかりとこなす、チームアントマンの裏方です。
ヒアリ
ヒアリといえば毒牙が有名なのですが(日本でもたびたびニュースになっていましたね)、映画でその顎は別の使われ方をしています。
ヒアリは強力な顎で仲間同士くっつき合い、数の有利で自在に足場を作ったり、まさに蟻界の建築家として活躍!
ピム・テック社への侵入経路となった水道管では、イカダとしても活躍していました!
体重が軽いから浮くんですね。
縦に足場を伸ばすこともできるので、イカダから水道管の上にある通路へ塔のように伸びていき、見事に侵入成功!
スコットの指示もかなり的確になり、ヒアリの建築技術との連携プレーが光るシーンでした。
スコットは潜入や戦闘シーンにおいて、アントニーを含めた全ての蟻たちを信頼しているように見えますが、その信頼こそが、特訓の一番の成果であり、任務が成功した秘訣でもあったのではと思います。
映画では数々の蟻が登場しましたが、アントマンの相棒であるクロオオアリのアントニーは、たくさんの連係プレーを見せてくれます。
アントマンの相棒アントニーの活躍
スコットがアントニーに出会ったのは、二度目にスーツを着た時。そう、警察署からの脱走のシーンです。
蟻の背中に乗るなんてめちゃくちゃだ!と当時は思っていたのですが、蟻に名前をつけるスコットはもっとめちゃくちゃで、クスッとしちゃいました。
アントニーと名付けられた個体番号247は、最初の飛行こそスコットと連携は取れませんでしたが、特訓やアベンジャーズの基地への潜入(結局戦闘してますが)を経て、徐々に絆を深めていきます。
スコットの手からお水を飲むところなんかは、蟻なのになぜか可愛く見えてしまいますよね!
戦闘の途中でアントニーにひらりととび乗るシーンはかっこよかったです。
常にアントマンの近くに待機して、いつでも空を飛べるようしっかりと調教されているのがわかります。
- 長い距離をともに飛び、
- いくつもの弾丸をよけ、
- どんなに強い風に吹かれても
スコットを落とさなかったアントニー。
登場するごとに情も湧いていたので、アントニーが銃で撃たれるシーンは、思わず「ああっ!」と声が出てしまいました。
羽がはらはらと落ちる描写がスローなのも相まって、それまでの活躍シーンが走馬灯のように流れていきましたね・・・。
ちなみに、アントニーはメスの可能性が高そうです。
もともとクロオオアリは、女王蟻にしか羽がなく、交尾をした後は羽を切り落としてしまうのだとか。
なので、アントマンに出てくるクロオオアリはみんな独身のメス・・・。
映画の中で語られていないので、もちろんオスの可能性も捨てきれませんが、メスであるなら男の子につけることが多い名前「アントニー」と名付けたスコットは蟻に関して無知だったんでしょうね。
ちなみにアントマン&ワスプでは、アントニオと名付けられた二代目の相棒らしき蟻がいますが、次のシーンでカモメに食べられてしまいます。
あぁ無情。
果たして続編アントマン3ではどのような蟻が出てくるのか、気になるところです。
ここからは完全な予想になるのですが・・・
アントマン3には巨大化した蟻が出る!たぶん
アントマン3の情報はまだ出ていませんが、ペイトン・リード監督が続投と発表されているので、主要キャストが大きく変わることはないと思われます。
となると、気になるのは
- 新たな敵の存在と、
- 新たな「蟻」の存在!
アントマン3では、巨大化した蟻が出るんじゃないか!?と私は予想しています。
アントマン2のエンドロールでは、ドラムを叩く蟻が出てくるのですが、これが伏線になってるんじゃないかと・・・
(深読みしすぎかもしれませんが笑)
この巨大化した蟻はアントマン1のラストの戦いで巨大化した蟻と思われるのですが、
もしそうだとしたら、ずっとキャシーに大事に育てられてきたということなのかなと・・・ドラムまで叩けるようになるくらいに。
ということは・・・キャシーも蟻を操れるという事だし・・・キャシーがアントマンを引き継いだりする可能性も?
と勝手に妄想しています。
予想が当たるか外れるかは公開までわかりませんが、アントマン3の公開が今から待ち遠しいですね!
まとめ:かわいいアントニーや蟻たちの活躍を映画でみよう!
MCUシリーズの中でも少しギャグ要素が強く、それでいて充実したアクションや家族愛が観られるアントマンシリーズ。
今回はその中でも、
- アントマンの蟻を操る能力
- 蟻たちの活躍シーン
- アントニーの勇姿
についてまとめていきました。
最後の予想が当たるかは、公開までわかりませんが、もう一度、可愛いアントニーや、頼もしい蟻たちの姿を映画で観てみてくださいね。
きっと、また新たに蟻の魅力を発見できると思います!